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要注意!偏食・少食がもたらす、疲れのループ

要注意!偏食・少食がもたらす、疲れのループ

「しっかり食べているのに疲れが取れない」という人は
せっかく食べたものがムダになっているかも知れません。

【偏食・少食がもたらす、負のループとは?】
汗でカラダから塩分が失われると、塩を主成分とする消化液の分泌が減り
消化能力がダウンしてしまいます。

人は胃腸がしっかり働かないと、食欲が起こりません。

食欲がないと水分ばかりになったり、さっぱりしたものを
少しだけしか食べられなかったり……

気がつけば食べているのは、めん類やパンばかりだったりします。

軟らかい物はよく噛まずに食べがちで、唾液の分泌量が減ってしまい
胃腸の働きを弱めます。

また、手っ取り早くエネルギーを補おうと、甘い物ばかり食べていると
代謝に必要なビタミンB群が不足して
糖質をエネルギーに変換できずに疲労をためてしまいます。

これが偏食・少食が疲れをもたらす、負のループです。

【ホッとする!疲労回復に良い食べ物】
疲労回復には何といっても「1日3食」と「栄養バランスのよい食事」です。

栄養バランスを整えるのに理想的な食事は
ごはん・汁物・おかず3品の「一汁三菜」といわれている日本の献立て。

偏食・少食グセがついていると、1日3回は食べられないかもしれません。

その場合は、1日1食だけでも「一汁三菜」を取り入れることから始めてみましょう。

胃腸がしっかり働くようになると、自然と食欲も回復してきます。

疲労回復のために積極的に摂るとよい栄養素は、次の3つです。

①糖質
炭水化物に代表される糖質は、疲労回復に効果的。

「ダイエットには糖質制限」という考え方が一般的になっていますが
糖質は私たちに大事なエネルギー源であり、特に、脳にとっては必要不可欠です。

摂り過ぎはNGですが、摂取カロリー全体の50〜65%を目安にするとよいでしょう。

②ビタミンB群
糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるのが、ビタミンB1、ビタミンB2
ビタミンB6などで、それぞれが助け合って働いています。

ビタミンB群を多く含むのは次の食材です。

豚肉
ラム肉
牛肉(赤身)

ウナギ

③タウリン
ビタミンB群の吸収を高め、エネルギー変換の効率を良くする働きがあります。

アミノ酸の一種で、体の各組織、特に筋肉に多く含まれ、細胞を正常に保ち
筋肉の動きをスムーズにすることで疲労回復に導きます。

食べ物で多く含んでいるのは、カキ、イカ、タコなどの魚介類です。

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