なぜ?首を後ろにそらすと痛い… 寝違え?ストレートネック?
首にずっと負担がかかるような姿勢をしていたことが原因で
症状が一時的なものだと思われる場合は、安静にしていると
症状が改善することがほとんどです。
【反らすと首が痛くなるのはなぜ?】
首を後ろ反らすと痛いときは、頚椎に何らかの問題がある
または筋肉が凝り固まっていると考えられます。
【この症状は要注意!】
数日たっても症状が改善しないときや
痛みがどんどん強くなる場合は要注意です。
病院での治療を受けてください。
【よくある3つの原因】
首と後ろに反らすと痛い症状は、
①寝違え
②ストレートネック
③頚椎椎間板ヘルニア
などの原因が考えられます。
原因① 寝違え
寝違えとは、無理な姿勢で睡眠していたために
首の筋肉が凝り固まってしまった状態と考えられています。
睡眠時の姿勢だけでなく、長時間のパソコンや事務作業で
頭を一定位置に保持することでも首の筋肉に負担が生じて
寝違えの症状が出ると考えられています。
<寝違えの症状>
・首を動かすと痛みがある
・痛みで首を動かせない
原因② ストレートネック
ストレートネックとは、本来あるはずの“首にある頚椎のカーブ”が失われ
まっすぐな状態になってしまうことを言います。
デスクワークやスマホの使いすぎなどが
ストレートネックの主な原因と考えられています。
特にスマートフォンを使うときに、首を前に垂らす姿勢の人が
発症しやすいです。
また、首(あご)を前に出すのが習慣になっていると、発症リスクが上がります。
元々、頚椎の形がストレートネックの人もいます。
<ストレートネックの症状>
・首や肩に痛み、凝りを感じる
・頭痛やめまいがする
原因③ 頚椎椎間板ヘルニア
頚椎椎間板ヘルニアは、首にある骨と骨の間でクッションの役割をしている
椎間板(軟骨)が損傷して飛び出し、痛みを感じている状態です。
加齢に伴う変化(老化)や外傷が原因と考えられています。
無理な姿勢を長時間続けるような仕事や、猫背で姿勢が悪い人は
発症リスクが高くなります。
<頚椎椎間板ヘルニアの症状>
・首や肩、腕に痛みやしびれが出る
・痛みが治まらない
【首の痛みを改善するには】
首に痛みを感じたばかりのときでなければ、カイロを当てる
お風呂につかるなどして首を温めてください。
血行が促進されると、痛みが和らぎやすくなります。
※首の痛みを感じてすぐの場合、患部を温めるのはやめましょう。