【その「ちょっとだけ」が体重増加の原因かも】
◆日々の「ちょっとだけ」で太ってしまうのはなぜ?
「お風呂上がりにアイスを食べよう」「小腹が空いたからあんパンでも食べよう」
「今日はとても寒いからコーヒーで温まろうかな」…。
日々を過ごす中で「ちょっとだけ」余分に食べたり飲んだりすることはありませんか。
自分はそんなに食べていないのに、と思っていても健診で体重を計ると
「2kg増えてる!なんで?」という経験はないでしょうか。
いつの間にか増えてしまう体重の謎と体重コントロールのための食事についてご紹介します。
1日に必要な摂取エネルギーは、身長・体重・性別・身体活動量等によって決まります。
また、体重の変化は運動エネルギーと摂取エネルギーの差で決まります。
つまり運動(消費)エネルギーと摂取エネルギーが均等に保たれていれば体重は変化しないのです。
では、この余分に摂取してしまう食べ物は具体的にどんなものがあるでしょうか。
つい食べてしまいそうな食品は何キロカロリーなのか下記などでチェックしてみましょう。
○余分に食べちゃうもの、何kcalだろう?
あんぱん小1個…127kcal
カフェラテ…166kcal
唐揚げ1袋…220kcal
ポテチ1袋…336kcal
コーラ350ml…160kcal
ビール350ml…147kcal
例えば、カフェラテを毎日飲むと、(166kcal×30日×3か月≒14,940kcal)になり
14,940kcalを脂肪細胞のエネルギーで割ると(14,940kcal÷(約7,000kcal)≒2kg)で
体重が約2kg増えることになります。
◆健診結果を見て食生活の振り返りを
日々の食事で私たちのからだは作られます。
自分の食生活と比べてみて、振り返りができたでしょうか?
年に1回健診を受けて、からだの状態の確認と食生活や運動習慣などの振り返りをしましょう。