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姿勢を改善するとメンタルも リフレッシュできる 「呼吸筋ストレッチ」

生きるために必要不可欠な呼吸は、

実は姿勢やメンタルにも深く関わっています。

長時間のデスクワークで猫背の姿勢が続くことで知らず知らずのうちに

呼吸が浅くなっていたり、不安やストレスなどによって呼吸の回数が

多くなったりしている人も少なくないようです。

【呼吸筋とはどんな筋肉?】
呼吸は肺が行うもの、と思う人は少なくないでしょう。

しかし、肺は自らふくらんだり縮んだりすることはできません。

肺は胸郭という肋骨で覆われた部屋に取り囲まれていて

この胸郭が広がることで空気が入り

胸郭が狭くなることで空気が出ていきます。

こうした胸郭の拡大や収縮を起こすのが、胸郭のまわりの筋肉です。

このように胸郭を動かし、呼吸に関わる筋肉のことを「呼吸筋」といいます。

横隔膜は代表的な呼吸筋の一つですが、この他にも胸やおなか

背中などに複数存在しています。

横隔膜の働きに加えて、呼吸筋の柔軟性と活動を高めることで

胸郭可動域が広がるので、空気をしっかり吸えて

しっかり吐けるようになるのです。

【5つの呼吸筋ストレッチを実践してみよう】
毎日長時間デスクワークをしている、不安やイライラなどを感じやすい

といったことで呼吸が浅くなりがちな人は

次に紹介する呼吸筋ストレッチを行って胸郭を取り囲む呼吸筋を

柔軟にすることで、深くゆっくりとした呼吸を目指しましょう。

呼吸筋ストレッチは「吸う」「吐く」という呼吸をしっかり意識し

息を吸いきる、吐ききるまで行うことが効果アップの秘訣です。

猫背などの姿勢の悪さを改善しながら、深くゆっくりした呼吸に

近づけるストレッチを早速始めましょう。

1 肩のストレッチ(吸う筋肉を意識)
足を肩幅くらいに開いて立ち、背すじを伸ばす。鼻から息をゆっくり吸いながら

両肩を前からゆっくり引き上げ、後ろに回す。

息を吸いきったら、口からゆっくり吐きながら肩の力を抜いて下ろす。

3~5回行う。

2 首のストレッチ(吸う筋肉を意識)
片方の腕を斜め下方向に伸ばし、頭をその腕とは反対側に倒す。

この状態で鼻からゆっくり息を吸う。

息を吸いきったら、口からゆっくり吐きながら元の姿勢に戻す。

反対側も同様に行う。

左右各3~5回行う。

3 体幹のストレッチ(吐く筋肉を意識)
頭の後ろで両手を組み、ゆっくり息を吸う。

鼻から息を吸いきったら口からゆっくり吐きながら手を組んだまま

腕を上に伸ばす。

手の甲が上を向くように伸ばす。

息を吐ききったら元の姿勢に戻し、ゆっくり呼吸する。

4 背中のストレッチ(吸う筋肉を意識)
胸の前で両手を組み、鼻から息をゆっくり吸いながら背中を丸め

両腕を前に伸ばす。息を吸いきったら口から

ゆっくり吐きながら元の姿勢に戻す。

 

5 胸のストレッチ(吐く筋肉を意識)
腰の後ろで両手を組み、鼻からゆっくり息を吸う。

息を吸いきったら口からゆっくり吐きながら、肩甲骨を寄せるイメージで両腕を

下に伸ばしていく。

息を吐ききったら元の姿勢に戻し、ゆっくり呼吸する。

ストレッチは仕事の合間などいつ行ってもOKです。
毎日続けることで姿勢が良くなり、呼吸も自然と深くゆっくりしたリズムに。

その結果、感情も安定しやすくなるといった効果が期待できます。

なお、血圧が高い方は過度に行うと血圧が上昇する可能性があるので

主治医に相談して心地よいと感じる程度で実施することを心がけてください。

姿勢を改善して、体も心もリフレッシュしましょう。

堺駅から徒歩10分のひなた整骨鍼灸院です! 2008年の開院以来、堺市堺区の方を中心に、技術力の高さとアットホームな雰囲気がご好評いただいております。 これまで1万人以上施術させていただきましたが、腰痛・肩こりでも原因や症状はおひとりずつ違います。あなたのお話をしっかりお聞きし、ピッタリのケアをご提供させていただきます。他で良くならなかった方も、諦めずにまずは気軽にご相談ください。 一般社団法人プロスポーツトレーナー協会 認定プロトレーナー(2018年時点で全国42名 ) 柔道整復師(国家資格)