やせている人には理由があった!生活習慣病予防
やせている人には理由があった!生活習慣病予防
「そんなに食べてないのに、体重が増えている」と
お悩みの人は多いのではないでしょうか?
特に35歳以降は基礎代謝が落ちる上、活動量も減るために
脂肪が蓄積してしまいがちです。
でも、中には、年齢が同じで、しっかり食べているように見えるのに
全然太らないといううらやましい人もいます。
◯ スリム習慣1
【空腹センサーに従って食べる】
空腹センサーとは、過剰に太らないために
満腹・空腹を感じとる感覚のことです。
スリムな人はこのセンサーが非常に敏感で、「おなかがすいていないから食べない」
「お腹がすいたから食べる」ということを忠実に守っています。
空腹になってから食べるものは、おいしく感じられる上に
その多くがエネルギーに転換されますので、脂肪として蓄積しません。
一方、太り気味の人は「おなかがすいていないけど、時間だから」「付き合いだから」とか
「もったいない」など、ついつい食べ過ぎてしまう傾向にあるので
摂取カロリー自体が多くなるだけでなく、食べたものが脂肪として蓄積しやすいのです。
これからは、胃袋に「今、おなかがすいている?」と問いかけて
YESだったら食べるようにしましょう。
◯ スリム習慣2
【空腹がおさまったら、食べ物から離れる】
太りやすい人は、毎食おなかいっぱいまで食べてしまいますが
実はほどよく満腹になった腹八分目が、本当の満腹状態なのです。
満腹を感じる脳の視床下部は、食後20分ほどたたないと「満腹信号」を出すことができません。
だから、とりあえず空腹がおさまったら、食卓を離れ20分間ほどテレビを見たり
新聞を読んだりしてみましょう。
それでも食べたりないようであれば、もう少しだけ食べるようにします。
外食のときは、少なめに頼んで、足りなければ追加注文をするとよいでしょう。
◯スリム習慣3
【「3食神話」にとらわれず、1食は軽くする】
朝食は家族が用意してくれたから食べる、昼食は時間がきたから定食を食べる
夕食は飲み会の帰りにしめのラーメンを食べる……
という行動パターンが、中年男性には多いようです。
これでは食べすぎです。
中年になってもスリムな人は、3食のうち1食はおかずだけ
そばだけなど軽食にしています。
太りたくない人は、おなかがすいていないのに食べている1食を軽くし
栄養バランスを1日のトータルで考えましょう。
お勧めは、サラダなどの野菜類とゆで卵や冷しゃぶなどのたんぱく質を
組み合わせたお弁当を持参して食べること。
これなら夜のおつきあいで多少食べ過ぎても大丈夫です。
「3食神話」にとらわれている限り、いつまでたってもやせることはできません。