あなたの「肩こり」どのタイプ?7つの原因セルフチェック
マッサージなどで解消するのは、7つのタイプのうち最も
軽度な【1】筋肉疲労タイプのみ。
一時的には楽になっても、原因から改善しない限り根本的な
解消にはなりません。
【1】筋肉疲労タイプ【2】眼精疲労タイプには、適度なストレッチ!
まずは姿勢を良くすること! パソコンやスマホなどを使うとき
首が前に出た姿勢になると首の前面の鎖骨に繋がる筋肉(胸鎖乳突筋)が縮み
顎がひけなくなります。
改善のため、1時間に1回は姿勢を正す
首の前面の筋肉を伸ばすストレッチなどを心がけましょう。
【胸鎖乳突筋ストレッチの方法】
1.胸(鎖骨の下)を両手でしっかり下方向に押さえる。
2.顎を天井に突き出すように持ち上げる。同時に1の両手で皮膚を下に押さえる。
3.顎を天井に突き出しながら、少しだけ右を向き左の首を伸ばす。
同様に少しだけ左を向き右の首を伸ばす。
【3】運動不足タイプ【4】体液循環低下タイプはウォーキング!
ウォーキングやジョギングが効果的。
まずは普段の生活の中で階段を使ったり、一駅分歩いたりすることを心がけましょう。
歩く・走るときは、姿勢を正し、腕を振ることも忘れずに!
また、【4】体液循環低下タイプは、体温を上げる必要があるので
毎日きちんと入浴しましょう。
【5】ストレスタイプは、自分なりの発散方法を見つけよう!
ストレスの原因をなくすのが一番ですが、なかなか難しい。
自分なりのストレス発散方法で、イライラやモヤモヤを解消しましょう。
【6】内臓負担タイプは生活習慣の改善!
食べ物、飲み物など生活習慣の改善が必要。
お酒を飲む方は休肝日を作りましょう。
また、急激に血圧が上がったり体重が増えたという場合は
医師の指導のもとダイエットに取り組むことも必要です。
【7】女性ライフイベントタイプは専門医に相談!
生理が近づくと肩こりになるなど、まずは自分の体のリズムを知ることで
「もうすぐ生理だからマッサージで癒やしてもらおう」など
自分なりの対処法が見つかります。
生理痛などひどいようなら、専門医で診断してもらいましょう。
【快適な睡眠が肩こり解消につながる!】
また、肩こりは毎日の睡眠と大きく関係があります。
「睡眠時の副交感神経の働きにより体の不調の回復につながるので
寝ないと肩こりは治りません!
質の高い眠りのためには、寝具や睡眠時の姿勢も重要になります。
睡眠時の姿勢は肩と頭の位置が大切。
枕は、あお向けに寝た場合は、頭が前に出すぎないように
横向きの場合は背骨と頭が一直線になるよう高さを調整しましょう。
また、寝たときに体が浮いている場所は、タオルやクッションで埋めます。
あお向けの場合は、肩の下とひじの下にタオルを入れたり
タオルやクッションを脇ではさむ。
横向きの場合は、抱き枕(タオルやクッションなどを丸めててもOK)を
抱えるようにすると、寝やすくなります。
肩こりには、様々な原因があり、それに合った方法でしか
解消できないことが分かりました。
まずは、自分の肩こりの原因を知ることで、症状を改善していきましょう。