12月 2022

あなたの「肩こり」どのタイプ? 7つの原因セルフチェック

肩こりがひどくて、体がだるいし、頭痛まで......。 日本人の痛みや辛さの自覚症状の調査では、女性は1位、男性は2位(1位は腰痛)と 多くの人が悩まされている「肩こり」(厚生労働省 平成28年度国民生活基礎調査) 実は、肩こりには7つの原因があることを知っていますか? 【「肩こり」7タイプのセルフチェック】 「肩こり」といっても原因や症状は同じではありません。 肩こりの原因は7つに分類できます。 原因が分からないと、いくらマッサージしても改善できません。 ご自身がどのタイプか、原因を見極めましょう! まずは、以下のセルフチェックチェックで 自分が7つのどのタイプかを調べましょう。 【肩こりタイプ別セルフチェック】 【1】筋肉疲労タイプ ・デスクワークなどで長時間、同じ姿勢をしている。 ・スポーツなどで筋肉をたくさん使った。 →肩こりの始まりはここから。1年、2年、3年と蓄積され ひどい肩こりになることも。 【2】眼精疲労タイプ ・パソコンやスマホなどを長時間使用することが多い。 →体は全て繋がっているので、目の筋肉を酷使すると、首の筋肉が凝り 肩の筋肉も凝ってくるという悪循環に。 【3】運動不足タイプ ・体を動かすことが少なくなった。 ・体は温まっても肩を触ると冷たい。 →運動量が低下することで血液やリンパが巡らなくなり 体を触ると冷たいなどの症状がでることも。 【4】体液循環低下タイプ ・【1】と【3】を併せもっている。 →加齢や体力低下などにより、【3】と同様の状態に。 【5】ストレスタイプ ・精神的ストレスを抱えている。 ・左肩を上げにくい。 →女性に多いタイプ。ストレスによる胃の不調が肩こりに繋がる。 胃は左側にあるので、左肩が上げにくくなることも。 【6】内臓負担タイプ ・食べ過ぎ、飲みすぎ。 ・偏食。 ・右肩を上げにくい。 →男性に多いタイプ。肝臓などの内臓の不調が肩こりに繋がる。肝臓は右側なので 右肩が上げにくくなることも。 【7】女性ライフイベントタイプ ・生理不順。 ・産前・産後のトラブル。 →女性は男性よりホルモンのバランスが崩れやすい。 腹部にトラブルがあると、お腹が丸まり、肩こりの原因に。 自分のタイプが分かりましたか?

女性特有の肩こりとは?

仕事に家事にと多忙な日々を送る現代人にとって身近な痛みの一つである肩こり。 「国民病」とも言われる肩こりですが、実は男性よりも女性の方が 多いということをご存知でしょうか? 【日本人女性は肩こりに 悩む人が多い?】 人間の頭は個人差はありますが、スイカ1個分(5〜6kg程度)もの重さがあると 言われています。 それを支えている筋肉に負担がかかるのは当然のこと。 とくに首と肩甲骨をつなぐ大きな筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)には負荷がかかりやすく ここに疲労が溜まると私たちは「肩がこっている」と感じやすくなります。 また、男性と女性では、女性のほうが肩こりに悩む人が多いという調査結果もあります。 厚生労働省が2019年に実施した「国民生活基礎調査」によると 体の不調に関する自覚症状のうち、女性は「肩こり」に悩む人が最も多く その割合は男性の約2倍であることがわかっています。 女性は男性に比べて筋肉量が少なく、頭を支えるために 首や肩に一層の負荷がかかります。 ただ、それだけではない原因も。 では、女性ならではの肩こりの原因について詳しく解説していきましょう! 【冷えにストレス、ホルモンバランス…女性の肩こりは内側から】 ◯筋肉量が少ない 男女とも頭の大きさはそれほど変わりませんが、女性のほうが首が細く 僧帽筋など頭を支える筋肉も小さい傾向にあります。 また、頭だけでなく、バストの重さを支えなければならないことも 肩こりの原因の一つといえるでしょう。 ◯冷えやすい 筋肉量が少ないと、血液を体に巡らせるポンプ機能が弱くなるため 冷えにつながります。 体が冷えて肩周辺の筋肉への血行が悪くなると、酸素や栄養が十分に届かなくなり 老廃物も取り除かれにくくなります。 それによって、肩こりが生じてしまうのです。 また、首・肩が露出する服や体を締めつけるような下着を 身につけることも冷えの原因に。 ◯細かい作業や前傾姿勢が多い 仕事で指先を使う細かい作業をすることも多く、首や肩の緊張状態が続き 血行が悪くなっている女性も見受けられます。 また、生活環境や職業柄によっては、家事や育児、介護などで 持ち上げたり抱えたりというような前傾姿勢になることも多く、 これもまた女性に肩こりが多い理由の一つになっているようです。 ◯女性ホルモンの影響 女性ホルモンと肩こりの関係は、実ははっきりとはわかっていないものの PMS(月経前症候群)や更年期の症状として肩こりを感じる人は多くいます。 それは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが血管の壁の柔軟性に 関わっているためだといわれています。 とくに、エストロゲンの分泌が急激に減少する40代後半以降は、 血管が硬くなりやすく、血行が悪くなることで肩こりを訴える人も増えるようです。 ◯ストレスが多い 家庭環境によっては仕事を終えた後、今度は子どもの面倒を見ながら 夕飯の支度をするなど、常に時間に追われている女性も少なくありません。 女性はマルチタスクが得意と言われる一方、そのストレスは 肉体的にも精神的にも大きいもの。 ストレスを感じると体が緊張状態になり、首や肩周りの筋肉も硬くなりがちです。 肩こりがひどい人の中には、頭痛やめまいに悩む人もいるのでは? ほかにも、肩こりから夜中に目が覚めやすくなったり 胃の調子が悪くなったり、自律神経が乱れて温度調節が うまくいかなくなったりするケースもあるようです。 女性の場合、気になるのが美容面での影響ではないでしょうか。 肩こりがひどく首・肩の動きが不十分になると、顔の血色が悪くなって 不健康に見えたり、筋肉のバランスが崩れて顔の左右差が大きくなったり 首もとにもたるみやシワができやすくなったりする場合があります。 さらに、肩の痛みをかばおうと姿勢が悪くなることでお腹が前に 出やすくなったり、膝が曲がったり、全身のスタイルに悪影響が出てしまうことも。 また、自分では慢性的な肩こりだと思っていても、実はほかの病気 関連していることもあるので注意が必要です。 その判断は非常に難しいですが、肩こり以外に胸の痛みや腹痛 手のしびれなどほかの症状を伴うかどうかは、ひとつの目安になるでしょう。 自覚症状がある人は、早めに医師に相談することをおすすめします。

本格的な冬に向けて今からできる体調管理方法

より健康にいきいきと過ごすため、冬に向けての体調管理を 今から始めていきましょう。   【冬に行うべき体調管理方法】 薄着習慣に加えて、去年とは違う「2023の冬」に向けての体調管理に 気をつけていただきたいポイントが3つあります。   1.感染症の予防 2.住環境の調整 3.食事と運動   気候として「低温・乾燥」に傾く冬は、ウイルス性の風邪様疾患が増え 体調を崩しがちです。   寒さを緩和するためには暖房の稼働や衣類の調整が必要です。 そして、体温を維持するために消費カロリーを増やさなければなりません。 年末年始などのイベントで増加する飲食の機会なども 体調管理にはネックになってしまいます。   ① 感染症の予防 ウイルスの大きさ(およそ0.1µmほど)からすれば、咳やクシャミによる 飛沫感染をマスクで完全に防御できるわけではありません。   しかし「マスク」を着用することで、飛沫の唾などは止めることができます。 インフルエンザウイルスなどに感染しながら、人混みの中に紛れている人もいます。 万が一、不用意に触れ合ってしまった際のリスク軽減 また咽喉や鼻の粘膜を乾燥させにくくする意味でも「マスク」着用はとても有効です。   そして、こまめな「手洗い」を行うことは、環境中のウイルスを手から 鼻や咽喉に運ぶことを防ぐ上で役に立ちます。   今年は特に、手の平や顔、口といった部分が触れるものに注意することが大切です。 また、出先の公衆トイレなどで手洗いや便器使用後の水に接触しないよう できるだけ「マスク」を着用したままトイレを使用することを忘れないでください。   ②住環境の調整 冬に健康的な生活を送るためには、家の中で程よい暖房や加湿を 施すことが大切なポイントです。   インフルエンザウイルスなどは、気温が低く乾燥した環境では 身体の外に排出されても長い間感染力を持ち続けてしまう性質があります。 しかし、湿度が50%あれば約10時間くらいで死滅してしまうとも言われています。   ですので、部屋の中の気温は20度前後、湿度は50~60%を目安に 保温加湿をしてください。温度が高すぎたらのぼせてしまいます。   さらに、カビやダニの繁殖リスクが高まります。 ポイントは、気温や湿度は体感に頼るのではなく、生活スペースの数か所 浴室・脱衣室・トイレ・キッチン・居間・寝室などに 温度計や湿度計を準備して確認することです。   3 食事と運動 食べ過ぎ、飲み過ぎを避け、身体を動かすようにするのが大切です。 しかし、実際に行うのは簡単なことではありません。 そこで慣れないことを新しく「やる」より いくつか「やらない」ことを決めてみるのはいかがでしょうか? ひとつからでもぜひ取り入れてみて下さい。   【この時期やらないこと】 ・夜20時以降の飲食をしない ・空腹時はお酒を飲まない ・1時間以上同じ姿勢でいない ・トイレを我慢しない ・身体を冷やさない ・起きてすぐに激しい運動をしない   ポイントを今から心がけるだけで、今年の冬も快適で健康な生活を お送りいただけるかと思います。 ぜひ今から試してみてください。

肩こりがひどい!頭が痛くて吐き気も!この症状は?

今あなたが苦しんでいるこれらの症状ですが 整理すると以下のような可能性が高いです。   その症状は頭痛で原因は肩こりです。 吐き気の強さは頭痛の種類によります。 今日はこれらのつらい症状から推測できる状態について解説していきます。 しかし今ここをお読みになっているあなたが、あまりにも頭痛や吐き気が ひどいようであれば、すぐにでも医療機関を受診することをおすすめします。   1-1. 肩こりが強いときは緊張性頭痛 軽い吐き気をともない、肩が凝っている、この場合まず考えられるのは 緊張性頭痛です。   肩や首の筋肉の緊張から現れる頭痛で、吐き気をともなう場合もあるからです。 頭痛には種類がいくつかありますが、その約7割が緊張性頭痛といわれています。 緊張性頭痛は確かにつらいですが、危険性はあまり高くない頭痛です。   ここで緊張性頭痛かどうかの判断の基準となるのは以下の3点です。 ①肩こりがひどくないか(※慢性症状の方は気づきにくいかもしれません) ②後頭部から首筋にかけて、頭の両側が締めつけられるように 圧迫感と痛みは起こっているか ③軽い吐き気がある   1 は慢性的な肩こりの方は自分で気づきにくいかもしれませんので 他人にさわってもらってもいいでしょう。   なお頭の痛む感じが自分で判断できない場合、吐き気が強い場合には 医療機関を受診しましょう。 もう我慢できずにトイレにかけこむほど吐き気がひどく強い場合 たとえ肩こりだったとしても、こりをほぐしても改善しない可能性があるからです。   【肩こり解消で治せる緊張性頭痛】 動かしたり伸ばしたりして筋肉をほぐすしたり首肩周辺の軽い運動 ストレッチ、マッサージが効果的です。   頭痛の原因である肩こりが軽減するからです。 凝り固まった首肩周りの筋肉がほぐれ、その周辺の筋肉の負荷が減り 可動粋も広がります。   デスクワーカーの方も仕事の合間に首を回すだけでも違いますし、 自分の腕をのせてその方向へ首を倒すのも効果的です。 また肩をすくめるように上げて、脱力して肩を落とす動きもおすすめです。   【温めて血行を促進する】 蒸しタオル、シャワー、半身浴などで首肩周りを温めて、血行をよくしましょう (前述の軽い運動でも筋肉を温めることにつながります)。   温めて血流が回復すると、頭痛をひきおこす、神経を刺激する老廃物なども 流すことができ、不快な症状が改善できるからです。 特にお風呂につかることはリラクゼーション効果もあり ストレス解消にも役立つことでしょう。   【緊張性頭痛のメカニズム】 仕事などで同じ姿勢を長時間とっている、日常の姿勢が悪い このよう方は頭の周りや首の後ろから肩や背中にかけての 筋肉に負荷をかけ続けています。これにより肩がこってきます。   【張性頭痛の予防方法】 デスクワーカーの方は、同じ姿勢で長時間の作業をしないように注意しましょう。 簡単にいうと、座った状態を続けると肩こりになりやすいからです。   座って同じ姿勢をとり続けていることは 首肩の筋肉に負荷をかけ続けがちです。 背中が疲れてくることで頭が前に出て、猫背になりやすいです。   そして首肩がこり固まり、血行も悪くなります。 こういった肩こりになりやすい状態にならないように 仕事中は意識して背筋を伸ばし、1時間に1度くらいは席を立ってください。   ここまで読んだあなたが冷静に症状を確認して対処し 痛みを解消できれば嬉しいです。

さつまいもの驚くべき効能

【さつまいもの効果】 ・シミやしわなどの老化防止効果 さつまいもに含まれているビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールは、
抗酸化力が強く、老化の原因とされている活性酸素の生成を抑制してくれます。
なので、肌の老化を抑えたり、老化によってできるシミやしわなどを
予防する効果があります。 ・ニキビや肌荒れを改善 さつまいもに含まれているビタミンC・ビタミンE・ビタミンB1が肌を整え
ハリのある肌に導いてくれます。 ビタミンCには、肌のハリや弾力を与えてくれるコラーゲンの
生成を助けてくれる効果があります。 また、ビタミンCは紫外線によるストレスから肌を守ってくれたり
ニキビや肌荒れにも効果的です。 ビタミンEには保湿効果、ビタミンB1には皮膚や粘膜を補修する作用もあるので
サツマイモを食べることで肌荒れや乾燥を防ぐことができます。 ・むくみを改善 さつまいもには、むくみを改善してくれる効果があります。
体内に塩分(ナトリウム)が増えることで、むくみがおこります。
サツマイモには、むくみの原因である塩分を排出してくれる作用があり
体内の水分量を一定に保ってくれる働きがあります。 ・便秘を解消 さつまいもを食べることで、便秘を解消する効果があります。
さつまいもには、食物繊維とヤラピンという成分が含まれていて
この2つが便秘解消を担ってくれています。
食物繊維は、腸内の不要な物質を体外へ排出し、ヤラピンは腸のぜん動を
促進したり便を柔らかくする作用があります。 ・ダイエット効果 サツマイモにはビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1には糖質をエネルギーに変えてくれる作用があり
糖質が中性脂肪に変化しにくくなります。 また、サツマイモにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれていますが
これには糖の吸収を遅くしたり、脂肪の蓄積を抑える効果もあります。 ・免疫力アップ ビタミンCは免疫力アップで風邪の予防や疲労回復にも効果的です。 また、ビタミンEには抗酸化作用があるため活性酸素を減らすためサビない身体を作って
免疫力アップが期待できます。 ・ガン予防 ビタミンCやビタミンEは抗酸化作用があり活性酸素を
減らす働きがあるためガン予防になります。 紫芋に含まれるアントシアニンも抗酸化作用があるためがん予防が期待できます。 ・眼精疲労の軽減 安納芋に含まれるβカロテンは目の健康に効能があります。 眼精疲労だけでなく、白内障や視力の維持にも効果的です。

【腰の負担を軽減する方法】と【寝具の選び方】

【腰の負担を軽減する方法】 前項で説明したように、どんな寝方であってもメリットもあればデメリットもあります。 寝ている間、できるだけ腰への負担を軽減したいですよね。 ここでは、腰への負担を軽減する方法を寝方別にご紹介します。 特別な道具は必要ありません。 すべて身近にあるものを使用してできる方法です。 ぜひお試しください。 ● 仰向け寝 クッションや丸めた毛布などを両膝下に敷いて、軽く膝を曲げた仰向けをとりましょう。 ⇒腰の反りを防止してくれます。腰とベッドの間に、手のひらが入るくらいのすき間が できていないことを確認してください。 ● 横向き寝 細長い抱き枕を手と足で抱えましょう。 ⇒抱き枕やクッションを使うことで体が安定するので、筋肉がリラックスします。 また、手足がねじれるのを防止し、背骨を正常の位置に保ちやすくもなります。 抱き枕がない場合は、普通の枕やクッションを膝に挟んで足が クロスしないようにするだけでもOKです。 ● うつぶせ寝 前述したように、腰への負担が大きいうつぶせ寝はおすすめしません。 仰向け寝や横向き寝で自分にとって快適な寝方を探し できるだけうつぶせ寝をしないようにしましょう。 どうしてもうつぶせ寝がいいという人は、腹部にやわらかい枕を入れて 腰が反るのを軽減させてください。 【寝具の選び方】 寝起きの腰痛を予防・改善するためには、自分に合った寝具を使うことが重要です。 現在はさまざまな種類の寝具があり、しかも実際に寝てみないとわからないことも 多いので、すぐには見つからないかもしれません。 しかし、最低限押さえておくべきポイントはあります。 ● 寝返りしやすいマットレスを選ぶ 寝返りをしやすいのは、ある程度の硬さがあるマットレスです。 仰向けに寝たときに、腰とマットレスの間に手のひらが ギリギリ入らない程度のものを選びましょう。 硬すぎるマットレスは腰痛を引き起こすことがあります。 逆に、柔らかすぎると体が沈み込んで寝返りしにくくなってしまいます。 ● 体圧が分散するマットレスを選ぶ 特に体圧がかかるのは、腰と肩甲骨です。 ショールームなどで実際に仰向けに寝てみて、腰と肩甲骨あたりが 痛くないか、圧迫感がないかを確認しましょう。 沈み込んで不自然な姿勢になってしまうのは柔らかすぎです ● 適度な高さの枕を選ぶ 枕は仰向けに寝た時に少しあごを引くくらいの高さのものを選びましょう。 枕の高さは首への負担に関係します。 首に負担がかかると背骨で連動して腰にも悪影響が及んでしまいます。 また、横向き寝に特化した枕もありますが、左右どちらにでも寝返りが できる一般的な枕を選ぶ方がよいでしょう。 ● 十分な広さのベッドを選ぶ 1人ならシングル以上、2人ならダブル以上。 体格によっては1人でもシングルでは狭く感じてしまうかもしれません。 ベッドが狭いと寝返りをうちにくく、眠りも浅くなってしまいます。 ベッドは布団と違ってはみでると落ちてしまうため 実際使ってみるとベッドサイズよりも狭く感じるでしょう。 夫婦や親子で寝るときも今まで使っていたシングルベッドやセミダブルではなく ダブル以上を選ぶとよいでしょう。 寝起きの腰痛を軽減するための寝方と寝具選びについて解説しました。 自分に合っていない寝具や不適切な寝方は腰に負担をかけてしまうこともあります。 寝方と寝具を見直し、改善することで、腰痛のない快適な朝が どうか迎えられますように。

寝起きに腰が痛くなるのはなぜ? 腰に負担をかけない寝方を解説

どうして寝起きに腰が痛くなるの?」「負担の少ない寝方が知りたい…」
寝起きの腰痛にお悩みの方は多いのではないでしょうか。 1日のスタートを切る朝に腰が痛いのは、つらいですよね。 この記事では、腰痛と寝方に着目して、寝起き腰痛の原因
寝方別の特徴と腰痛対策について解説します。 【寝起きに腰が痛くなる理由】 そもそも、寝起きに腰が痛くなってしまうのはなぜでしょうか?
その理由は主に2つあります。 1.長時間同じ姿勢だから 寝ている時は起きている時よりも動きは少ないです。 長時間同じ姿勢で寝ることで、体の同じ部分ばかりに体重がかかり続けます。 その結果、血行不良によって筋肉が凝ってしまい、腰痛を引き起こしてしまいます。 寝ている間ずっと同じ姿勢という状態を避けるために
人は無意識で寝返りをうちます。 しかし、何らかの理由で寝返りが少なかったり、もともと腰痛持ちで
痛みがおきやすくなったりしていると、寝起きに腰が痛くなってしまうのです。 2. 寝具が合っていないから マットレスや布団などの寝具が、私たちの体に与える影響も無視できません。 例えば、マットレスや布団が硬すぎると
背骨や骨盤、肩甲骨などの突出した部分への圧力が大きくなるので
負担がかかり痛みが生じやすくなってしまいます。 逆に柔らかすぎても、体が沈み込んで寝返りがうちにくくなって
寝起きに腰が痛くなりやすいでしょう。 【腰痛と寝方の関係】 人によっては寝方にクセがあるものです。 寝起きの腰痛は、もしかしたら寝方に原因があるのかもしれません。 ここでは、寝方別のメリット・デメリットをご紹介します。 それぞれの寝方の特徴をふまえて、腰痛との関連性を考えてみましょう。 ● 仰向け寝 【メリット】 - 体にかかる圧力が均等に分散されるため、体への負担が少ない。 - 背骨が自然とまっすぐになる。 - 寝返りをうちやすい。 【デメリット】 - 足を伸ばした仰向け寝では、腰が反ってしまうことがある。 - もともと腰痛持ちの人は、仰向け寝で痛みを感じやすい。 - 猫背の人は、背骨に負担がかかってしまう。 ● 横向き寝 【メリット】 - 気道を確保しやすいので、いびきや鼻詰まりの予防に効果的。 - 呼吸がしやすいので、リラックスできる。 【デメリット】 - 背骨が正常な位置を保ちにくく、腰に負担がかかる。 - 足や腕などがねじれやすく、左右非対称な姿勢となる。 - 前後に倒れないようバランスを取ろうとするので、筋肉が緊張しやすい。 ● うつぶせ寝 【メリット】 - 肩関節に痛みがある方は楽に寝られることがある。 - 自然な腹式呼吸がしやすく自律神経が整う。 【デメリット】 - 腰が反りかえるため腰への負担が大きい。 - 首を左右どちらかにひねらなければならず、首への負担が大きい。 - 背骨がゆがむ要因になりうる。 腰への負担を考えると、うつぶせ寝は避けた方がいいでしょう。 うつぶせ寝は、どうしても腰が反ってしまい、腰に負担がかかってしまうからです。 腰痛は腰が反ることで増悪してしまうケースが多いので
日頃から腰痛を感じている方はうつぶせ寝は避けてください。 軽い腰痛であっても避けた方が無難です。

疲労とは?疲労の原因と回復方法 

【疲労とは】 疲労は「疲れ」とも表現され、痛みや発熱と同様に 「これ以上、運動や仕事などの作業を続けると体に害が及びますよ」という 人間の生体における警報のひとつです。 疲労は、人間が生命を維持するために身体の状態や機能を一定に 保とうとする恒常性(ホメオスタシス)のひとつとして 痛みや発熱などと並んでそれ以上の活動を制限するサインとして働いています。 【疲労の原因】 自律神経の中枢部では、身体の器官や組織の調節を行い、絶えず 生命維持のための身体機能を一定に保っています。 運動時には、運動強度や体調に応じて呼吸や心拍 体温などの機能の調節を行っており 身体へかかる負荷に合わせて生体機能のコントロールを 行う自律神経の中枢も働き続けます。 運動によって体にかかる負荷が大きくなるほど 自律神経の中枢にかかる負荷も大きくなり 自律神経の中枢がある脳がダメージを受けることで疲労が起こるとされています。 疲労を起こすのは活性酸素による酸化ストレスで 神経細胞が破壊されるからであると考えられています。 運動などのエネルギーをたくさん使う活動では 酸素が多く消費されるとともに活性酸素も多量に発生します。 活性酸素が発生すると、活性酸素を分解して体内から除去する 抗酸化酵素が働くようになっていますが 発生する活性酸素の量が抗酸化酵素の働きを上回ると自律神経の細胞や筋肉が 活性酸素によって攻撃されて疲労へとつながります。 加齢や紫外線を浴びることは活性酸素の影響を受けやすくなるため 疲労が起こりやすくなります。 睡眠障害や睡眠時無呼吸症候群も疲労を蓄積させる 原因となることが言われています。 【疲労の回復方法】 良質な睡眠をとることが疲労回復に最も効果的であるとされています。 1日3食のバランスのとれた食事を摂り、生活リズムを整えること 食事は眠る時間の3時間前に済ませておき、眠る1~2時間前に8分程度 38~40度のぬるま湯にみぞおちの辺りまでつかることが質のよい睡眠を招きます。 【疲労軽減が期待できるイミダゾールジペプチド(イミダペプチド)とは】 疲労の原因となる活性酸素による酸化ストレスを軽減できる抗酸化作用を もつイミダゾールジペプチド(イミダペプチド)を 効果的に摂ることもよいとされています。 イミダゾールジペプチドは鶏の胸肉やマグロやカツオの尾びれに 近い筋肉に含まれています。 疲労を自覚している健常成人207名 (日本) を対象に鶏胸肉由来の イミダゾールジペプチド含有ドリンクを8週間摂取して効果を調べた研究から 1日200mgのイミダゾールジペプチドを摂ることが疲労を軽減することがわかっています。 イミダゾールジペプチド200mgは鶏の胸肉100gに含まれています。 鶏の胸肉の調理法としては蒸す、茹でる、焼くが適しており、直火での 長時間のグリルは成分が変質するので適していません。 鶏の胸肉を蒸す、茹でるなどにより出た水分もスープなどで摂ると 水に溶けたイミダゾールジペプチドを摂取することができます。

足の付け根が痛いときのおすすめストレッチ。 やってはいけないことも!

足の付け根が痛いときの「簡単ストレッチ」 これにより、股関節の痛みを和らげ、股関節が     スムーズに動かせるようになります。 【ストレッチの手順】 ❶ 仰向けに寝て、右側の腰を床につけたまま上に浮かせます。 ❷反対の左側も同様に動かします。 お尻を床から離さないで骨盤を上下させるイメージです。 各3回程度繰り返します。 ※ストレッチを実践するときの注意点 繰り返しストレッチを行うのは必要ですが、必要以上に負荷をかけると 症状の悪化につながることがあります。 回数を守ってストレッチはおこないましょう。 おすすめの「手軽な運動」 運動療法は次のように、無理なく毎日少しずつ続けられる手軽な運動で十分です。 【おすすめの運動の例】 ●椅子に座りながら足を開閉する ●骨盤を意識的に動かす ●意識して歩数を増やす ●貧乏ゆすりをする また、股関節まわりを冷やさないようにしたりしましょう。 股関節が痛いときにできる「3つのケア」 ケア①股関節まわりの筋肉を強くする 筋力トレーニングで「股関節周囲の筋肉」を強化すると 股関節の痛みを緩和することができます。 ケア②和式→洋式生活に変える 正座する機会が多かったり和式トイレを使ったりするような和式生活から 椅子やソファに座る、洋式トイレを使うといった洋式生活に替えることで 股関節への負担を軽減できます。 ケア③薬を活用する 痛みの程度や症状によっては薬を活用してもよいです。 また痛みが強ければ受診前の応急処置としてロキソニンなどの 市販の痛み止めを使用しましょう。 その際は医師の指示に従ってください。