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女性特有の肩こりとは?

仕事に家事にと多忙な日々を送る現代人にとって身近な痛みの一つである肩こり。

「国民病」とも言われる肩こりですが、実は男性よりも女性の方が

多いということをご存知でしょうか?

【日本人女性は肩こりに
悩む人が多い?】
人間の頭は個人差はありますが、スイカ1個分(5〜6kg程度)もの重さがあると

言われています。

それを支えている筋肉に負担がかかるのは当然のこと。

とくに首と肩甲骨をつなぐ大きな筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)には負荷がかかりやすく

ここに疲労が溜まると私たちは「肩がこっている」と感じやすくなります。

また、男性と女性では、女性のほうが肩こりに悩む人が多いという調査結果もあります。

厚生労働省が2019年に実施した「国民生活基礎調査」によると

体の不調に関する自覚症状のうち、女性は「肩こり」に悩む人が最も多く

その割合は男性の約2倍であることがわかっています。

女性は男性に比べて筋肉量が少なく、頭を支えるために

首や肩に一層の負荷がかかります。

ただ、それだけではない原因も。
では、女性ならではの肩こりの原因について詳しく解説していきましょう!

【冷えにストレス、ホルモンバランス…女性の肩こりは内側から】
◯筋肉量が少ない
男女とも頭の大きさはそれほど変わりませんが、女性のほうが首が細く

僧帽筋など頭を支える筋肉も小さい傾向にあります。

また、頭だけでなく、バストの重さを支えなければならないことも

肩こりの原因の一つといえるでしょう。

◯冷えやすい
筋肉量が少ないと、血液を体に巡らせるポンプ機能が弱くなるため

冷えにつながります。

体が冷えて肩周辺の筋肉への血行が悪くなると、酸素や栄養が十分に届かなくなり

老廃物も取り除かれにくくなります。

それによって、肩こりが生じてしまうのです。

また、首・肩が露出する服や体を締めつけるような下着を

身につけることも冷えの原因に。

◯細かい作業や前傾姿勢が多い
仕事で指先を使う細かい作業をすることも多く、首や肩の緊張状態が続き

血行が悪くなっている女性も見受けられます。

また、生活環境や職業柄によっては、家事や育児、介護などで

持ち上げたり抱えたりというような前傾姿勢になることも多く、

これもまた女性に肩こりが多い理由の一つになっているようです。

◯女性ホルモンの影響
女性ホルモンと肩こりの関係は、実ははっきりとはわかっていないものの

PMS(月経前症候群)や更年期の症状として肩こりを感じる人は多くいます。

それは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが血管の壁の柔軟性に

関わっているためだといわれています。

とくに、エストロゲンの分泌が急激に減少する40代後半以降は、

血管が硬くなりやすく、血行が悪くなることで肩こりを訴える人も増えるようです。

◯ストレスが多い
家庭環境によっては仕事を終えた後、今度は子どもの面倒を見ながら

夕飯の支度をするなど、常に時間に追われている女性も少なくありません。

女性はマルチタスクが得意と言われる一方、そのストレスは

肉体的にも精神的にも大きいもの。

ストレスを感じると体が緊張状態になり、首や肩周りの筋肉も硬くなりがちです。

肩こりがひどい人の中には、頭痛やめまいに悩む人もいるのでは?

ほかにも、肩こりから夜中に目が覚めやすくなったり

胃の調子が悪くなったり、自律神経が乱れて温度調節が

うまくいかなくなったりするケースもあるようです。

女性の場合、気になるのが美容面での影響ではないでしょうか。

肩こりがひどく首・肩の動きが不十分になると、顔の血色が悪くなって

不健康に見えたり、筋肉のバランスが崩れて顔の左右差が大きくなったり

首もとにもたるみやシワができやすくなったりする場合があります。

さらに、肩の痛みをかばおうと姿勢が悪くなることでお腹が前に

出やすくなったり、膝が曲がったり、全身のスタイルに悪影響が出てしまうことも。

また、自分では慢性的な肩こりだと思っていても、実はほかの病気

関連していることもあるので注意が必要です。

その判断は非常に難しいですが、肩こり以外に胸の痛みや腹痛

手のしびれなどほかの症状を伴うかどうかは、ひとつの目安になるでしょう。

自覚症状がある人は、早めに医師に相談することをおすすめします。

堺駅から徒歩10分のひなた整骨鍼灸院です! 2008年の開院以来、堺市堺区の方を中心に、技術力の高さとアットホームな雰囲気がご好評いただいております。 これまで1万人以上施術させていただきましたが、腰痛・肩こりでも原因や症状はおひとりずつ違います。あなたのお話をしっかりお聞きし、ピッタリのケアをご提供させていただきます。他で良くならなかった方も、諦めずにまずは気軽にご相談ください。 一般社団法人プロスポーツトレーナー協会 認定プロトレーナー(2018年時点で全国42名 ) 柔道整復師(国家資格)