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肩こりを楽にする簡単メソッド! 今話題の“肩甲骨はがし”って?

【朝・夕1日2回の習慣化で、腕の上下運動が楽になる】
家の中にいる時間が増えたり、テレワークが長期化したりする中で

肩こりに悩まされる方も多いのではないでしょうか?

その解消法として注目を集めているのが、“肩甲骨はがし”。

「聞いたことはあるけれど実際にどんなことをするの?」
「やってみたいけど痛くないの?」そんな疑問をもっている方も多いはず…。

そこで今回は、そのメカニズムや、やり方についてお教えします!

【そもそも“肩甲骨はがし”って何? そのメカニズムを解説】
私たちの体の中には、皮膚や筋肉、臓器、骨、血管などを包みこんで

つなぐ繊維状の組織「ファシア」が張り巡らされています。

ミカンの皮と実の間にある白い筋を想像していただくと

わかりやすいかもしれません。

例えば、ひじを曲げるとき、皮膚や筋肉

神経がぴったりくっついてしまっていると

それらが引っ張られて痛みが発生します。

ところが、ファシアがあることで組織間にゆとりができるため

私たちはひじをスムーズに動かすことができるわけです。

いわば体の「ゆるゆる組織」と言いましょう。

そんな大切な役割をするファシアですが、運動不足や長時間同じ姿勢が続くと

周囲の骨や筋肉と癒着したり、浮腫を引き起こしたりして

まるで古くなったミカンの筋のように固まってしまうのです。

その結果、体を動かしづらくなり、姿勢の崩れや肩こり

首こりといった様々な不調を招くことになります。

“肩甲骨はがし”とは、固まってしまった肩甲骨周りの筋肉とファシアをほぐして

「ゆるゆる組織」の働きを取り戻すこと。

肩甲骨を上げてギュッと寄せる動きをすることで

マッサージではほぐすことのできない深部の筋肉

肩甲骨を動かす役割をしている、菱形筋(りょうけいきん)と

肩甲挙筋(けんこうきょきん)に働きかけることができるのです。

【“肩甲骨はがし”が肩こり・首こりに効く理由とは?】
肩こりの一番の原因は、首にかかり続けた負荷の蓄積によるものです。

人間の頭の重みは、体の10%で、体重50kgの人なら5kgの重みがあります。

常に5kgのお米を支えているわけですから

首には相当な負荷がかかっているわけです。

さらに、頭を30度ほど前かがみにするだけで、首に加わる重さはその3倍に。

デスクワークなどで長時間頭を傾けていれば

首の筋肉はみるみる緊張して硬くなり、血行不良や痛み

こりなどの不調を招きます。

そしてこの首を支え、土台となっているのが肩甲骨です。

“肩甲骨はがし”によって、首の周りの硬くなった筋肉をほぐしてあげることで

血流を良くし、不調を改善することができます。

ストレスも肩こりの大きな原因の一つでしょう。

ストレスを感じると筋肉やファシアが緊張状態になり、血流が悪くなる。

自律神経にも影響が及んで、ひどくなると抑うつ状態になったり

意欲がなくなったりします。

こうしたストレスにも、“肩甲骨はがし”が有効です。

緊張状態になった筋肉をやわらげるだけでなく

首に通っている自律神経に働きかけ、頭をスッキリさせる効果もあります。

私たちは日常生活の中で“肩甲骨はがし”のような動きをとることはありません。

ですから、肩こりや首こりに悩んでいる方は、意識的に“肩甲骨はがし”をして

ガチガチに固まった肩甲骨周りをゆるめてあげることが大切です。

堺駅から徒歩10分のひなた整骨鍼灸院です! 2008年の開院以来、堺市堺区の方を中心に、技術力の高さとアットホームな雰囲気がご好評いただいております。 これまで1万人以上施術させていただきましたが、腰痛・肩こりでも原因や症状はおひとりずつ違います。あなたのお話をしっかりお聞きし、ピッタリのケアをご提供させていただきます。他で良くならなかった方も、諦めずにまずは気軽にご相談ください。 一般社団法人プロスポーツトレーナー協会 認定プロトレーナー(2018年時点で全国42名 ) 柔道整復師(国家資格)