疲れた時は有酸素運動をやってもいいの?〜Part②
運動の習慣がないと疲れやすくなると言われています。
【日常生活での疲れが強い】
日頃から運動する習慣のない人は、逆に日常生活での疲れを
感じやすいと言われています。
通常は有酸素運動により急性的に筋肉を使って疲れを感じます。
しかし、日常生活での筋肉の緊張や心肺機能の衰え
心的ストレスなどが大きいと運動による疲れより
こういった慢性的な疲労のほうが強いと感じるからです。
また、オーバーワークなどで、そういった人が増えているのが現状です。
【慢性疲労の緩和には有酸素運動が効果的】
体を動かす習慣がないと、階段の昇り降りなど普段の生活の
ちょっとした動作にまで疲労を覚えるようになってしまいます。
少し動くのにも疲れるからと余計有酸素運動から遠ざかってしまうと筋肉が
どんどん衰えてまた普段の動作がきつく感じるという
悪循環にも陥りかねません。
やはり慢性的な疲労を緩和させるためには、
日常的に有酸素運動を取り入れ筋肉を鍛えて心肺機能を向上させ
持久力をつけることが大事だと言えるでしょう。
有酸素運動は毎日しないほうが良いと考えられています。
【有酸素運動は30分程度が良い】
負荷の軽い有酸素運動であっても、長時間やりすぎると逆に筋肉が酷使され
疲労が溜まってしまう可能性があります。
また、有酸素運動自体がストレスとなり、メンタルが弱って
有酸素運動に対するもモチベーションが下がるリスクが生じます。
長くても20~30分程度の有酸素運動に留めましょう。
また1回で30分続けなくても、1回10分を3回に分けて細切れに行うのも効果的です。
【運動頻度は週に2~4回】
更に、有酸素運動の効果は持続するので毎日無理して行う必要はありません。
週に2~4回程度軽く行うだけでも十分効果的です。
初めのうちは、筋肉が疲労し筋肉痛に悩まされる人も多いものです。
傷ついた筋肉は修復されながら強化されていきます。
筋肉痛が辛いのに無理して有酸素運動を行うと十分に筋肉が回復しないうちに
また傷を負うことになるのでケガのリスクが生じます。
更に、疲労が積み重なり、慢性疲労の原因ともなるからです。
また、運動ができないほど体がひどく疲労している時もあるでしょう。
そんな日は、無理に有酸素運動をやろうとせずに体を休ませ
しっかり回復させることも大事だと言えます。
【疲れ軽減には負荷の軽いジョギングなどが適しています】
疲労を回復させる有酸素運動としては
ゆっくりめのペースで走るジョギングが良いとされています。
更に、太ももにやや負荷がかかる程度のサイクリングや
息切れしない程度の水泳、水中歩行なども効果的だと言われています。