【アンチエイジングにおける重要な生活習慣】
・食生活の改善
近年では、食生活の変化にともない、肥満やメタボリックシンドローム患者数が増加しています。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積が一定以上あることに加えて、高血圧や脂質異常症、高血糖などが2項目以上組み合わさっている状態を指します。
治療せずに放置していると心臓血管系の疾患や2型糖尿病などの重大な疾患のリスクを上昇させるため、早めの対処が必要です。
メタボリックシンドロームの予防や治療では、食生活の改善が非常に重要となります。
また、カロリー制限をすることで寿命の延長につながるのではないかという見方が、さまざまな研究から示されています。
カロリー制限も、メタボリックシンドロームの要素である高血圧、脂質異常症などを改善するため、治療として取り入れられている食事療法です。
これらのことから、メタボリックシンドロームと老化には共通した要素が存在し、密接に関係しているのではないかと仮説が立てられています。
・口の中の健康の維持
歯は人間にとって、食べ物を美味しく食べたり、楽しく会話したりするために重要な役割を果たす部位です。
歯や口の中の状態が悪いと、摂取できる食品の種類や形状が限定され、低栄養状態になる可能性もあるので、全身の健康にも大きく影響します。
さらに、歯を失うと口元にしわがよって、見た目への変化も生じかねません。
そのため、アンチエイジングのためには、歯や口の中の健康の維持は重要です。
少なくとも一年に一回は歯科健診を受けた方がいいでしょう。
・ストレス対策をする
細胞老化が生じる原因の一つとして、外的ストレスが存在します。
外的ストレスには、放射線や酸化ストレス、炎症性サイトカインなどがあります。
特に、酸化ストレスは、過度な運動や心理的ストレスによって活性酸素が過剰に増え、抗酸化防御機構のバランスが乱れることで、促進するとされています。
日頃から酸化ストレスの要因となる活性酸素を増やさず、抗酸化システムの強化を行なうことが、アンチエイジングには重要です。
次回【アンチエイジングにも効果が期待できる食べ物6選】をご紹介致します!
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