11月 2023

体のゆがみにはじゃんけんがグー

新学期や新生活に向けて、これから靴を新調される方も多い季節。 そんな靴選びの際に気をつけたいのが「浮き指」です。 浮き指とは、直立した時に足の指が反って地面につかない状態のこと。 たとえば、足の親指の下に紙片を置き、親指で押さえながら手で引っ張った際に紙が簡単に抜けるようなら、浮き指の可能性が。 足の指が浮いていると、足元が不安定になって全身のバランスが崩れてゆがみが生じます。 関節や筋肉にも負担がかかって血液循環が悪くなり、肩や腰などに痛みが出ることも。 大き過ぎる靴やスリッパは、脱げないように足の指を浮かせてしまうため、浮き指の原因になります。 トラブルを防ぐには、つま先に5~10ミリ余裕がある靴を選び、家の中では裸足で過ごすのがおすすめ。 また、足の指でグー、チョキ、パーの形をつくる足指じゃんけんや、指の間を広げて前後に動かす足指ストレッチも効果的です。 毎日繰り返すことで、よりしなやかに動くようになりますよ。 さあ、いよいよ行楽シーズン。 春の訪れを感じながらおでかけが楽しめるよう、毎日の健康を足元から見直しませんか。

アンチエイジングにはサプリが効果的?

アンチエイジングにはサプリが効果的? 老化の原因やおすすめの方法をご紹介。 女性はいつまでも若い状態を保ってキレイでいたい。 実際の年齢よりも若く見られたいという気持ちが強い傾向があります。 最近では男性でもいつまでも若々しくいたいと 思われている人も増えてきました。 できるだけ若い状態を維持していたいということは 性別に関係なく誰しもが考えることのようです。 ぜひ最後までご覧ください。 【アンチエイジングとは?】 アンチエイジング=「抗加齢」「抗老化」 すなわち、年齢によって起こり得る老化現象の原因を予防すること。 肉体的な衰えを抑えたり、改善することをいいます。 美容分野で良く用いられている言葉ですが 健康寿命を長続きさせるため近年では医療面でも注目されつつあります。 【アンチエイジングをサポートすること】 人の身体は年を重ねていくごとに外見や内面の部分も変化していきます。 年齢に逆らうことはできません。 しかしながら、加齢の進むスピードを緩やかにすることで実年齢よりも若々しく 健康で元気な状態を保てるようサポートすることは可能です。 【老化の原因とは?】 私たちの身体の中では細胞が常に分裂を繰り返し 新しい細胞へと生まれ変わり続けています。 年齢を重ねることで身体の機能が低下してくると シワやたるみの原因を生んだり、生活習慣病の要因にもなりえます。 ここでは、加齢の原因として知られている以下のことについてお話していきます。 【生活習慣の乱れによりフリーラジカル(活性酸素)が発生】 フリーラジカル(活性酸素)とは 「他の細胞を酸化させてしまう強い酸素」のことをいいます。 普段はその強い酸化力で細菌やウイルスから私たちを 守ってくれている存在ですが増えすぎてしまうことでデメリットもあります。 フリーラジカルが増える原因 ・喫煙 ・飲酒 ・運動不足 ・ストレス ・偏食 ・紫外線   など さまざまなものがあり、生活習慣が乱れることで 体内の活性酸素の発生を促してしまいます。 【活性酸素により酸化が進み細胞が老化】 活性酸素の量が増えてくると、健康な細胞にまで その強い酸化力が及んでしまいます。 健康な細胞が酸化されることにより 組織や細胞の機能が衰えてしまうことで老化につながります。 例えば、白髪が増えたり、顔のシワやたるみといった現象は この活性酸素が関与しているともいわれています。 また、活性酸素の増加は”ガン”のリスクにもなりうると考えられています。 【フリーラジカルにより体内酵素を大量消費】 体内では活性酸素の量を正常に保つために活性酸素に対抗する 機能や発生を抑制する機能が備わっています。 防御機能は主に酵素によって行われており 以下のようなものがあります。 内因性の抗酸化酵素 ・スーパーオキシドジスムターゼ ・カタラーゼ ・グルタチオンペルオキシダーゼ など 外因性の抗酸化物質 ・ビタミンC ・ビタミンE ・カロテノイド類 ・カテキン類など 体内の活性酸素が増えてくることで 必然的に体内酵素の需要が増えていきます。 【酵素不足により様々な不調にも】 酵素は身体の中でさまざまな役割を持っています。 食べ物の消化吸収を手助けしたり、消化吸収の過程でうまれた不要物や 老廃物を分解してくれるので、私たちにとって酵素とは重要な存在なのです。 活性酸素により酵素が消費され続けることで量が減ってしまうため これらの手助けが受けられなります。 便秘や胃のむかつきなどの症状や放置しておくと糖尿病など生活習慣病や 重大な病気になるリスクが増えてしまいます。

疲労回復の3つの方法!疲れたときはお試しを!

毎日の仕事や家事、育児、運動などで疲れが溜まっていませんか? 疲労が蓄積すると、体調は悪化し、思考能力の低下にもつながります。 【疲労回復する3つの方法とは?】 1. 良質な睡眠をとる 睡眠は脳や体の休息時間であり、疲労を回復させるために一番重要です。 質の良い睡眠をとるために、以下の3点を意識しましょう。 ① 適度な運動をする ② 入浴で体を温めリラックスする ③ 眠る3時間ほど前までに食事を済ませる 2. バランスのとれた食生活に気をつける 3食バランスよく、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。 糖質、脂質、タンパク質のバランスに加え ミネラルやビタミン類もしっかり摂りましょう。 3.生活リズムを整える 生活リズムが不規則になると、睡眠の質の低下や、食生活の乱れにもつながります。 ONとOFFとメリハリをつけ、意識して休息時間を確保することが大切です。 【疲れているときに摂りたい成分】 疲れているときは、ビタミンB群やカルシウム 鉄といったミネラルは特に意識して摂ると良いでしょう。 ビタミンB群は、エネルギーの代謝に重要な機能を持っています。 カルシウムは、骨だけではなく細胞の機能を正常に保つために必要で 不足している人が多いとされています。 鉄分も酸素を運ぶ赤血球を作るために重要で カルシウムと並んで不足しがちな栄養素のひとつです。 また、疲れたときは甘いものが欲しくなりますが 糖質の摂りすぎはビタミンB群の欠乏につながるため注意が必要です。 厚生労働省の調査では、日本で疲労感を自覚している人の割合は 就労人口の約6割にのぼると報告されています。 疲労には、運動だけではなく環境ストレス、精神ストレス 睡眠要因などが複雑に関わっています。 慢性的な疲労は、思考能力や注意力の低下、行動量の低下、眼のかすみ 頭痛、肩こり、腰痛などの症状を引き起こします。 疲労を感じたときは、早めに十分な休息や睡眠をとることが大切です。

インフルエンザの感染を防ぐポイント

高熱や関節の痛みなどを伴い 人によっては重症化するおそれもあります。 流行を防ぐためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないことや 周囲にうつさないようにすることが重要です。 インフルエンザの感染を広げないために、一人一人が 「かからない」「うつさない」対策を実践しましょう。 【どうやって感染するの? 感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」】 インフルエンザがどのようにして 感染するのかを知っておきましょう。 インフルエンザウイルスの感染経路は 飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つがあります。 ○飛沫感染 感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出 別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染 *主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所 ○接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえる その手で周りの物に触れて、ウイルスが付く 別の人がその物に触ってウイルスが手に付着 その手で口や鼻を触って粘膜から感染 *主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど インフルエンザを予防するためには、こうした飛沫感染 接触感染といった感染経路を絶つことが重要です。  【インフルエンザから身を守るためには?】 (1)正しい手洗い 私たちは毎日、様々なものに触れていますがそれらに触れることにより 自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。 ウイルスの体内侵入を防ぐため以下のことを心がけましょう 外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う ウイルスは石けんに弱いため、次の正しい方法で石けんを使う (2)ふだんの健康管理 インフルエンザを発病した後、多くの方は1週間程度で回復しますが 中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、重症化してしまう方もいます。 インフルエンザワクチンを打つことで、発病の可能性を減らすことができ また最も大きな効果として、重症化を予防することが期待できます。 (※)。なお、接種回数は、13歳以上は原則1回、13歳未満の方は2回となります。 ※ワクチンを打っていてもインフルエンザにかかる場合があります。 (4)適度な湿度を保つ 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。 乾燥しやすい室内では加湿器などを使って 適切な湿度(50%~60%)を保つことも効果的です。 (5)人混みや繁華街への外出を控える インフルエンザが流行してきたら、不要不急のときはなるべく 人混みや繁華街への外出を控えましょう。

【腸活ライフ】注目される理由とは 食生活を改善して健康な身体を手に入れよう

最近注目されている腸活は、食生活の改善が効果的なのをご存じですか。 そこで今回は、腸活に効果的な腸内環境を整える食べ物を紹介します。 【食生活を見直そう!腸内環境を整える食べ物8選】 1.生きた善玉菌が豊富な食べ物 腸活に有効な食べ物は、生きた善玉菌が豊富といわれる食品です。 発酵食品などに多く含まれるといわれていますが 腸内に長期間留まることはできないため継続的な摂取が必要です。 ①ヨーグルト 腸活には、乳酸菌やビフィズス菌が含まれるヨーグルトが効果的です。 生きた善玉菌が豊富な食べ物で手軽に摂取できるため、食生活の改善に取り入れやすいものの一つです。 ただし、ヨーグルトに多く含まれる善玉菌は、腸内に長期間住み着けないとされています。 よって、腸内環境を整えるためにも毎日続けて摂取することが大切です。 朝食や夕食のデザートやおやつ代わりなど、食生活に取り入れてみましょう。 ②納豆 納豆もヨーグルトと同じように善玉菌が含まれる食べ物で 悪玉菌の繁殖を抑えるといわれています。 また納豆は脂質代謝をサポートする成分や 血液をサラサラにする効果が期待できる成分も含まれる食品です。 これらの成分によって腸内環境を整え 整腸作用や代謝がアップする効果も期待できます。 調理せずにそのまま食べられる食品なので 腸活に取り入れやすい食べ物の一つです。 ③味噌 味噌も、腸内環境を整える発酵食品です。 食物繊維と一緒に摂取することで整腸効果が期待できます。 そのため毎日の食事に取り入れると、便秘や下痢の改善が見込めるでしょう。 味噌汁を作るときには、食物繊維が豊富な野菜を具材にしてみましょう。 また、ごまやかつお節を混ぜた「みそ玉」を作って冷凍しておくと いつでも食べられるので便利です。 ④チーズ チーズは消化吸収を助ける乳酸菌が含まれているため 腸の働きを整える効果が期待できます。 そのため、便秘の解消にも繋がる腸活に効果的な食べ物です。 さらにタンパク質やカルシウムも手軽に摂取でき ストレスを軽減する効果も期待できます。 そのまま食べるだけでなく調理にも幅広く使えるので 食生活に取り入れやすい食べ物です。 ⑤ぬか漬け ぬか漬けの米ぬかは、タンパク質やミネラルなどの さまざまな栄養素が豊富に含まれています。 ぬか漬けは乳酸菌や酵母が発酵するためによい環境とされ 野菜をより栄養価が高い食べ物にする方法です。 ぬか漬けを食べることで悪玉菌の繁殖を抑えるため 腸の働きを活発化し便秘解消に繋がります。 ただし、食塩が多く使用されているので食べ過ぎないように注意しましょう。 食べる量は、2~3切れがおすすめです。 2.善玉菌を増やす作用がある食べ物 腸活は生きた善玉菌が含まれるものと 善玉菌を増やす作用があるものを一緒に食べるのが効果的です。 例えばオリゴ糖や食物繊維は 腸内の善玉菌を増殖したり活性化したりするのに役立ちます。 ①きのこ きのこは、食物繊維が豊富な食べ物です。 善玉菌のエサになり活性化させる作用と腸内に溜まった老廃物を 絡め取り排出する働きの両方がある食べ物です。 積極的に食生活に取り入れることで、腸活に役立ちます。 きのこは炒めたり焼いたりするだけでなく 煮物や鍋などのさまざまな調理法ができる食べ物で 食事に取り入れやすいのが魅力です。 朝食や夕食の味噌汁の具材としても、おすすめの食べ物といえます。 ②さつまいも さつまいもも、食物繊維が豊富な食べ物です。 食物繊維を含む食べ物を摂取することで、悪玉菌が作る有害物質を 体外に排出する働きがあります。 特定保健用食品でも、お腹の調子を整える食品として認められている成分です。 食物繊維は善玉菌を多く含む乳酸菌やビフィズス菌と エサになるオリゴ糖を一緒に摂取しましょう。 料理に使用するだけでなく、ヨーグルトとはちみつをかけたデザートもおすすめです。 ③玉ねぎ 玉ねぎは、オリゴ糖を含む食べ物です。オリゴ糖は 消化や吸収されることなく大腸まで達するとされる成分です。 腸内にもともとある善玉菌にエサを与えて、数を増やすといわれています。 さまざまな料理に使われる玉ねぎは 毎日の食生活に取り入れやすい食べ物です。 生でも食べられるので、サラダに入れてもよいでしょう。 また、根菜を一緒に入れた具だくさん味噌汁もおすすめです。

「マイタケ」レシピは栄養たっぷり!胃腸疲れをインナーケア!

【まいたけの栄養と調理のポイント】 ●栄養ポイント① βグルカン 多糖類であるβグルカンが含まれ、免疫力の向上に役立ちます。 また、コレステロール値を下げる効果も期待できます。 ●栄養ポイント② ビタミンD ビタミンDがカルシウムの吸収をサポート。 骨や歯を丈夫にしてくれる効果も期待できます。 牛乳や小魚など、カルシウムを多く含む食材とセットでいただきましょう。 ◆調理ポイント① まいたけなどのきのこ類は水洗いすると香りや風味が損なわれてしまいます。 汚れが気になる場合には、ぬれたキッチンペーパーで汚れをとりましょう。 ◆調理ポイント② まいたけは日持ちしないため、できるだけ早めに食べ切るようにしましょう。 残った場合はキッチンペーパーに包んでラップまたは 保存用ビニール袋に入れて冷蔵庫に。 食べやすい大きさにさいて保存袋に入れ、冷凍保存も可能。 調理の際には解凍せず、そのまま使えます。 【まいたけのうまみを存分に味わえるレシピ】 ①「まいたけたっぷりビースフストロガノフ」 しっかり煮込むことで、まいたけのうまみがより引き立つ一皿。 そのまま食べるのはもちろん、パンやご飯にかけたり ドリアやパスタのソースなどに活用したりもできます。 ◆材料(2人分)1人分575kcal まいたけ………2パック 牛切り落とし肉……200g 塩・こしょう……各少々 バター……適宜 玉ねぎ………1/2個 赤ワイン…………大さじ2 〔A] 市販のドミグラスソース缶…1/2缶 トマトケチャップ…大さじ2 ローリエ…1枚(あれば) 水…1/2カップ 生クリーム…大さじ2(コーヒー用クリームでも可) パセリ…少々 ◆作り方 (1)まいたけは食べやすい大きさにさいておく。 牛肉は塩、こしょうをふって下味をつける。 (2)鍋またはフライパンにバターを溶かして牛肉を炒め 色が変わったらいったん取り出す。 (3)フライパンにバターを足して、薄切りにした玉ねぎを炒め しんなりしたらまいたけを加えて炒め、赤ワインをふり入れる。 (4)(3)に〔A〕を加えて煮立て、最後に(2)を戻し入れ 塩、こしょうで味をととのえる。 (5)器に盛りつけ、生クリーム、みじん切りにしたパセリをかける。

手洗いはアワてず、アワたてて

手洗いはアワてず アワだてて。 このご時世手洗いなんてあたりまえと思ってはいませんか。 ある調査によると、多くの人が食事の前やおむつ交換の後に手を洗う一方で 咳やくしゃみの後に手を洗う人はずいぶん少なかったそうです。 咳やくしゃみの際、口をおさえた手には ウイルスやバイ菌がいっぱい付着しています。 たとえばインフルエンザウイルスの場合 乾燥した状態では4~5時間も生き残っていることも。 そんな手で人と握手したり、またドアノブや吊り革に触れることでも 感染が拡大していくことがあるのです。 手洗いはこまめに行うことが大事。まずは、帰宅時や食事前、トイレ後 出社時など、生活の節目節目で洗うことからはじめましょう。 基本は石鹸をしっかり泡立てて、優しく浮かせるように洗うこと。 指の間や爪、親指、手首まで、30秒以上かけてゆっくりと。 童謡『チューリップ』をゆっくり歌いながら洗うと ちょうどいい長さの目安になりますよ。 また、バイ菌は湿った場所が大好き。手を洗った後は 乾いた清潔なタオルで拭くよう心がけましょう。 ファッションの流行が気になる季節ではありますが 決してウイルスやバイ菌の流行には乗らないようお気をつけください。

秋になっても疲れが取れない夏バテ後遺症対策「冷やさない」

涼しさを感じることも多くなってきました。 しかし「身体がだる重く疲れが溜まっている。」 「風邪や食欲不振で体調が優れない」と感じることはありませんか? それは夏バテ後遺症が原因かもしれません。 夏バテ後遺症対策 全国的に厳しい残暑が続いているこの季節。 昼間は30度を超える日が多いですが 夜になると涼しさを感じる日が増えてきました。 こんな、夏から秋へと移り変わる季節の変わり目は 気候や気温の差が激しいため、体調不良を引き起こしやすくなります。 夏の間に溜まった疲れや冷えによる自律神経の乱れと 天候の変化が原因で起きる初秋の体調不良。 そんな、「夏バテ後遺症」は、風邪をひきやすくするだけでなく 集中力低下や強い眠気、食欲不振、肌荒れなどにも繋がっていきます。嫌ですよね。 だから今の時期に、「夏バテ後遺症」を防ぐためにしっかり対策をして 季節の変わり目を乗り切ってください! 夏バテ後遺症のための対策とは ① お腹を ’冷やさない’ を意識する 熱中症を予防するために、よく冷えた水を大量に飲んでいる人もいると思います。 冷たいものを積極的に摂取することは 激しい暑さから夏バテを防ぐために有効な対策法にも思えますが 冷たいものを大量に取り込んだ胃腸はどんどん冷えていき消化機能などの働きが鈍ってしまうのです。 その結果、消化不良による胃もたれや食欲不振などの不調が現れてしまいます。 とはいえ、気温の高い夏には冷たいものが欲しいときもありますよね。 実は、冷たい食べ物や飲み物は、摂取量や食べ方・飲み方をうまく調整することで、 内臓への負担を軽減することができます。 たとえば「冷たい飲みものは一気飲みせずに“少しずつこまめに”飲む」 「朝食時にはアイスコーヒーではなくホットコーヒーにする」なども有効です。 ②身体を内側から温めてくれる食材をとる ショウガ、れんこん、にんじん、にんにく、山椒、かぼちゃ、たまねぎ ねぎ、唐辛子、鶏肉、牛肉、松の実、いわし、さば、えび、もち米など 身体を内側から温めてくれる食材を、加熱調理し 温かい料理としていただくことで、より身体が温まります。 ③秋の服装に近づける 気温の変化が原因で体調を崩さないためにも、自分で温度調整ができるよう 服装を工夫することが大切です。  夏のように気温が高い日でも、薄着は避け、着脱できるよう羽織ものを持参してください。 また、下半身はとくに冷えから守り、保温をしておきたい部分です。 素足になるサンダルをさけ、足首を冷やさないように レッグウォーマーや靴下を着けてください。 ④お風呂につかる 夏は気温が高いことから、簡単にシャワーで 済ませている人も少なくないと思います。 ですが、シャワーだけでは身体をしっかりと温めることができません。 毎日ではなくとも、週に何回かは湯船に浸かって身体を芯から温め 蓄積した疲れをしっかり取りましょう。