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猫背、 反り腰はなぜよくないの? 正しい姿勢について

猫背、 反り腰はなぜよくないの? 正しい姿勢について

正しい姿勢と悪い姿勢

Q. 正しい姿勢とは、どのような状態でしょうか?

A. 正しい立ち姿勢とは壁に背中を当てて立った時に、頭・背中・お尻・踵の4箇所が全て壁につく状態、または椅子に座った時に、頭・背中・お尻の3箇所が全て背もたれにつく状態を言います。少ない筋力で効率よく姿勢を保てており、関節や内臓への負担がほとんど無い状態とも言えます。この姿勢確認は、簡単に行えるので、ぜひ一度ご自分の姿勢を確かめてみてください。

Q. 姿勢が崩れがちなデスクワークで気をつけるポイントを教えてください。

A. パソコン作業の場合は、膝と股関節を約90度に曲げた状態で両足が地面につくように椅子の高さを調整し、目線が真っ直ぐになるようにモニターの高さも整えます。そして、骨盤を起こして座るといいでしょう。勉強などで机面を見る場合も、基本的な座り方は同じですが、肩に力が入りやすいため、机に腕がハの字になるようにして負担を減らすのがお勧めです。また、首を曲げると首の後ろの筋肉が緊張するため、顎を引き目線を下げて作業するといいでしょう。さらに、長時間同じ姿勢でいると、筋肉が疲労し悪い姿勢になってしまうため、適度に休憩を挟むことも大切です。

姿勢を良くする方法

Q. 猫背を改善する方法はありますか?

A. 猫背の方は、背中側の筋肉をストレッチするのがお勧めです。今回は、家庭でも簡単に行えるバスタオルを使用したストレッチ運動を紹介するので、ぜひ試してみてください。まず、丸めたバスタオルを横向きに置きます。そして、横にしたバスタオルに肩甲骨が当たるように仰向けで寝転がり、バンザイをするように両腕を上方へと1〜2分間伸ばします。また、腹筋や背筋運動で体幹の筋肉を鍛えると猫背予防になるので、併せて行うとさらに効果的です。

Q. 反り腰を改善する方法についても教えてください。

A. 反り腰は、特に骨盤から腰椎に付く筋肉が凝り固まることでなる可能性が高いため、腰回りの筋肉を緩めるストレッチ運動を行うといいでしょう。まずは、四つ這いになります。そして、ゆっくりと息を吐きながら背中を丸めていき3秒間キープします。その後、息をゆっくりと吸いながら背中を真っ直ぐ元に戻します。これを1分間、繰り返し行います。また、ハイヒールを履くことで腰椎の過度な前弯が起こり、反り腰を助長するため、ヒールが低い靴に変えるなど足元から見直すことも大切です。

Q. 正しい姿勢を維持するために、日常生活で気をつけることはありますか?

A. 日常生活では、足を組んで座ったり、長時間スマホをいじったりすることを控えるようにしましょう。足を組んで座ると骨盤周りの筋肉が緊張し硬くなるため、不良姿勢に繋がります。また、スマホを長時間使用すると無意識に肩へと力が入り、画面を覗き込む姿勢が猫背を助長してしまいます。日頃から、鏡などで自分の姿勢を確認してみるのも正しい姿勢を維持するために大切です。

堺駅から徒歩10分のひなた整骨鍼灸院です! 2008年の開院以来、堺市堺区の方を中心に、技術力の高さとアットホームな雰囲気がご好評いただいております。 これまで1万人以上施術させていただきましたが、腰痛・肩こりでも原因や症状はおひとりずつ違います。あなたのお話をしっかりお聞きし、ピッタリのケアをご提供させていただきます。他で良くならなかった方も、諦めずにまずは気軽にご相談ください。 一般社団法人プロスポーツトレーナー協会 認定プロトレーナー(2018年時点で全国42名 ) 柔道整復師(国家資格)