ぎっくり腰はどんな時になりやすい?
日本で3,000万人いると推計されている腰痛。
その中でも、重いものを持ち上げた時などに急に激しい痛みが現れる
「ぎっくり腰」を経験したことがある方は多いのではないでしょうか?
一度ぎっくり腰になってしまうと、ひどい痛みで動けず
生活に支障をきたしてしまう場合も…。
そこで今回は、ぎっくり腰は一体どんな時になりやすいのでしょうか。
では、ぎっくり腰になりやすいのはどのような時でしょうか?
長時間同じ姿勢を続けた後、急に姿勢を変えたとき
(例:長時間の座りっぱなし)
普段やらない動作や姿勢をしたとき
(例:引っ越しでの荷下ろし)
お風呂掃除や床掃除など中腰で動作を続けた後、姿勢を変えたとき。
気候変化(暖→寒 寒→暖)
ストレス(心理的、身体的)…など
基本的には、ぎっくり腰は姿勢の悪さや筋肉の過度な緊張状態などによる
「機能不全」という状態がベースにあります。
また、過度にストレスがたまった状態になることや
季節の変わり目などの気候の変化によっても
ぎっくり腰を発症することもあります。
ぎっくり腰は寒い時期になるものだと思われがちですが
実は発症が一番多いのは「秋口の季節の変わり目」です。
意外に感じるかもしれませんが、冬から春へ…という寒い時期から
だんだん暖かくなる時期よりも、実は徐々に気温が低くなってくる秋口が
一番ぎっくり腰になりやすいのです。
ぎっくり腰は、寒暖差によって血流不安定になる事で
腰の筋肉や軟部組織が凝り固まりやすくなり発症してしまうため
季節の変わり目を意識しておくことも、ぎっくり腰の予防にもなります。