7月 2023

脂肪がどんどん燃える 意外な運動のコツ

脂肪がどんどん燃える 意外な運動のコツ 【まずはチェック「運動の常識」】 1日中座りっぱなしだったり、移動は車が多かったり 運動不足を自覚している人は多いのではないでしょうか。 18歳以上の日本人の約35%は運動不足という WHO(世界保健機関)の統計もあります。 「運動不足を解消したい!」と心がけるのはいいことですが どんな運動が効果的なのでしょうか。 下記のうち、正しいと思うものを選んで あなたの運動の常識をチェックしてみましょう。 ⬜︎激しい運動でないと脂肪は落ちない ⬜︎日常生活の中で行う活動は運動にならない ⬜︎20分以上続けて歩かなければ脂肪は燃焼しない ⬜︎運動を行う時間は朝が一番いい ⬜︎運動後の食事は何を食べてもOK いかがでしたか?  昔は正しいとされていたものもありますが どれも今では正しいとは言えません。 では、いまどきの「運動の常識」とはどんなものなのでしょうか。 【オススメは「中強度」の運動】 昔は激しい運動を長時間するのが良しとされていましたが 最近では息が切れるほど激しい運動は かえって脂肪が燃焼しにくくなることがわかってきました。 運動する時には糖質と脂肪が消費されます。 その消費の割合は運動強度によって変わり 激しい運動の場合は糖質の割合が高い つまり、脂肪消費率が低くなるのです。 脂肪を燃やしやすいのは、「楽だけどちょっとキツいと感じる程度」の 有酸素運動。 これには日常の中でできる「早歩き」や「階段の上り下り」がぴったりです。 こうした運動を「中強度」の運動と言い 1日20分以上「中強度」の運動をすることが ダイエットにも健康維持にも効果的だと言われています。 運動する時には糖質と脂肪が消費されます。 その消費の割合は運動強度によって変わり 激しい運動の場合は糖質の割合が高い つまり、脂肪消費率が低くなるのです。 【連続20分でなくてもOK】 「有酸素運動は20分以上行わないと脂肪が燃えない」と 思っている人も多いのではないでしょうか。 これは、有酸素運動を開始してから約20分後には 脂肪燃焼効果が高まるという意味で 20分までは脂肪が燃焼していないという意味ではありません。 連続して20分できなくても、5分でも10分でも脂肪は燃えるので 短時間でも積み重ねて合計20分以上を目指しましょう。 脂肪を燃やしやすいのは 「楽だけどちょっとキツいと感じる程度」の有酸素運動。 これには日常の中でできる「早歩き」や 「階段の上り下り」がぴったりです。 こうした運動を「中強度」の運動と言い、1日20分以上「中強度」の 運動をすることが、ダイエットにも健康維持にも効果的だと言われています。

新しい季節は運動で気軽にリフレッシュ!

新しい季節は運動で気軽にリフレッシュ! 【1日単位のストレス解消に最適】 働く人にとってメンタルヘルス対策はとても大切です。 ストレスが溜まった状況が続くと仕事の生産性が落ちますし 人間関係も悪くなります。 ストレスはこまめに解消したほうがいいと分かっていても 多くの人は月曜日から金曜日まで働いて 週末まとめて心身の疲れをとろうとする「週単位」のリズムで生きています。 ところが、現実には十分に休めずに休日が終わり ストレスは解消できません。 結果、月曜日の朝になると憂うつになる 「マンデーブルー」になってしまうのです。 そこでストレス解消を先送りしない「日単位」の生活に切り替えると 体ばかりか心まで健康を保つことができます。 「ストレス1日決算主義」と覚えてください。 1日単位でのストレス解消法で、誰でも効果を実感しやすいのは運動です。 運動した後はスッキリとした爽快感があり 肥満や生活習慣病予防だけでなく メンタルヘルスにもよい影響を及ぼします。 【適度な運動はうつ病も予防】 運動習慣のある人とない人の体と心の健康状態を比較した調査の結果 運動習慣のない人は、体にも心にも症状が起こりがちということが分かりました。 運動習慣のない人の場合、背中が痛い、頭が重い、肩がこる 疲れやすいなどの身体症状だけでなく、寝つきが悪い、イライラしやすい 憂うつになる、何をするのもおっくうになるなどの 精神症状も明らかに多かったのです。 さらに、運動習慣はうつ病の患者さんによい影響を及ぼすことが 海外の多くの研究から分かってきています。 軽いうつ病の場合、適度な運動を続けることで症状が改善したり 再発予防に効果が認められたことが報告されています。 【1日15分の運動を毎日続ける】 メンタルヘルスには、「仕事から離れていい汗をかく」 という習慣を持つことが大切です。 日頃運動とは縁のない生活をしている人は、1日15分から始めましょう。 15分というのは1日のうちの約100分の1の時間。 習慣になってしまえば苦になりません。 15分でできることは、朝起きてラジオ体操をする、ひと駅を歩く通勤ウォーキング 犬の散歩、仕事や家事の合間のストレッチなどです。 体を使う仕事をしている人でも、仕事では使わない筋肉を伸ばすために ラジオ体操やストレッチで全身運動をするようにしましょう。 1日たった15分の運動だけでも、心身は確実にリフレッシュされ 明日への活力が湧いてくるはずです。

【つま先立ちでふくらはぎの筋肉を強化!】

つま先立ちで高血圧予防も! どこでも簡単トレーニング 【ふくらはぎが重要なのはなぜ?】 「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎ。 その理由をご存じでしょうか。 私たちの体内では、次のようなメカニズムで血液が循環しています。 1 心臓から血液が勢いよく送り出される 2 血液は動脈を通り、心臓から体の末端へと向かって流れる 3 体の末端に到達した血液は、静脈を通って心臓に戻る 上記の「3」のときに力を発揮するのがふくらはぎです。 というのも、足先まで流れてきた血液を心臓に戻すためには 重力に逆らって押し上げる力が必要だからです。 ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩をくり返し ポンプのような役割を担うことで スムーズに血液を心臓に戻すことができるのです。 しかし、血液が心臓に戻る途中で押し上げる力が低下すると 重力に負けて逆流する恐れもあります。 それを防ぐため、静脈には「静脈弁」と 呼ばれる扉のようなものが多数付いています。 【つま先立ちでふくらはぎの筋肉を強化!】 ふくらはぎの筋肉を鍛える方法は、ジョギングやウォーキング 筋力トレーニングなどいろいろあります。 しかし、仕事などで忙しい日々を送っていると 運動のために時間を作ったり定期的にジムに 通ったりするのはなかなか難しいものです。 また、外で行うスポーツは天候にも左右されがちです。 筋力を高め、キープしていくためには 毎日コンスタントに続けることが重要です。 いつでもどこでも簡単にできて 続けやすい方法をぜひ取り入れましょう。 そこでおすすめしたいのが「つま先立ち」です。 文字通り、ただつま先で立つだけでふくらはぎの筋肉が 刺激され、筋力アップにつながります。 具体的な方法は次の通りです。 ●つま先立ちトレーニング 1 壁などに両手のひらを当てて、まっすぐ立つ 2 両足のかかとを上げて10秒間キープ。 その後ゆっくりかかとを下ろす 3 2を1セットとして5回くり返す 上記の時間や回数は目安なので、できる人は かかとを上げて20~30秒間キープしたり 1日に何回もくり返し行ったりしてもOKです。 ただし、疲れない範囲で行うようにしましょう。 通勤時に電車のつり革につかまってつま先立ちをするなど 隙間時間を利用して行うのも一考です。

わずらわしい耳鳴り、どうすれば治まる?

【聞こえない音を脳が勝手に作り出すのが「耳鳴り」】 周囲に音がないのに、耳の中で「キーン」「ピー」「ジー」「ザー」「ゴー」 といった雑音が聞こえる症状を「耳鳴り」といいます。 耳鳴りが発生するメカニズムはまだ完全には解明されていませんが 有力な仮説として「内耳(聞こえのセンサー)の障害」が挙げられます。 何らかの要因によって内耳に障害が起こると 脳に送られる電気信号が減少し これまで聞こえていた音が聞こえにくくなります。 すると脳は興奮し、聞こえない音を補おうとして 実際には存在していない音を作り出そうとします。 耳に限らず、不足した機能を補おうとする働きは 体に備わっているシステムの一つです。 しかし、その結果、耳の中で本来は存在しない雑音を 生み出してしまうのが、「耳鳴り」なのです。 ただし、突然大きな耳鳴りなどが起こる場合は突発性難聴や 急性低音障害型感音難聴などの可能性も考えられるため 聴力検査を行っている耳鼻咽喉科で早めに診察を受けることをおすすめします。 この他、老眼と同じように、加齢とともに誰にでも 起こり得る現象として「加齢性難聴」があります。 これは加齢によって聞こえのセンサーである蝸牛の中の有毛細胞がダメージを受け 細胞の数が減少したり、聴毛が抜け落ちたりすることで起こり、耳鳴りを併発することがあります。 一般的に、耳鳴りや聞こえの悪さなどの症状が顕著になるのは60代以降ですが 近年では男女ともに40代から聴力の低下が顕在化することが分かりました。 オンライン会議などで長時間ヘッドホンやイヤホンを使用したり ポータブル音楽デバイスなどで音楽を大音量で聞き続けたりすることも 聴力の低下を招く要因となるので気をつけましょう。