お知らせ・ブログ

ウォーキングは腰痛対策になる?効果や正しい歩き方について解説

ウォーキングは、腰への負担を軽減し、体のバランスを整えるのに効果的な運動の一つです。しかし「歩いたら腰に逆に腰が痛くなるのでは?」「本当に改善するの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ウォーキングは、フォームや運動量を間違えると、かえって症状が悪化する可能性もあります。そのため、正しいフォームや適切な運動量を知ることが重要です。
この記事では、ウォーキングが腰痛対策になる理由や腰に負担をかけない正しい歩き方、注意点について詳しく解説します。

 

ウォーキングは腰痛予防に効果的

ウォーキングは、腰痛予防に役立つ運動のひとつです。正しい姿勢で歩くことで体幹や下半身の筋肉がバランスよく鍛えられ、腰を支える力が高まります。また、筋肉を動かすことで血流が促進され、腰回りのこわばりや疲労の蓄積の防止につながります。ここでは、ウォーキングによる腰痛予防の効果について解説します。

 

姿勢が整い、腰への負担が軽減される

ウォーキングの際には、体をまっすぐに保った状態で一定のリズムで歩きましょう。これにより、猫背や反り腰などの悪い姿勢が改善されやすくなります。
特にデスクワークやスマートフォンの使用で前傾姿勢がクセになっている方は、ウォーキングで骨盤と背骨のバランスを整え、腰への負担を軽減できるでしょう。

 

体幹や下半身の筋肉が鍛えられる

ウォーキングは腹筋や背筋、お尻など体幹と下半身の筋肉をバランスよく使う運動です。特に、腰を支えるインナーマッスル(身体の奥にある筋肉)を鍛えられるため、腰を安定させる力が高まります。
また、下半身の太ももやお尻の筋肉が強化されることで、腰への衝撃を和らげる役割を果たし、ぎっくり腰などの急性腰痛の予防にもつながります。

 

血流が良くなり、腰回りの凝りやこわばりを防げる

ウォーキングによって心拍数が適度に上がると、全身の血流が促進されます。血流が良くなることで、腰回りの筋肉や関節に酸素や栄養が行き渡り、慢性的な腰痛の原因となる筋肉のこわばりや張りが解消されやすくなります。
特に、長時間同じ姿勢でいることが多い人にとって、ウォーキングは腰のコンディションを整えるために適したセルフケアです。

 

間違ったウォーキングは腰痛悪化につながる

正しい姿勢で行うウォーキングは腰痛予防に効果的ですが、間違ったフォームで行うウォーキングは、かえって腰に負担をかけてしまう場合があります。
例えば、猫背のまま歩いたり、無意識に前かがみになったりすると、腰まわりの筋肉や関節に過剰なストレスがかかります。また、日常的に偏った姿勢で歩いていると、筋肉の使い方に偏りが生じ、腰痛を悪化させる原因にもなるため注意が必要です。
腰の状態を悪化させないためにも、自分の歩き方の癖を見直し、体に負担をかけないフォームを意識すると良いでしょう。

 

腰痛予防につながる正しい歩き方

ウォーキングは手軽に始められる運動のひとつですが、間違ったフォームで続けていると、腰に負担がかかり、逆効果になることもあります。腰痛を予防するためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。

 

姿勢を正しく保つ

ウォーキングは正しい姿勢で歩くことが重要です。歩く姿勢が猫背になったり、腰を反らしすぎたりすると、腰の筋肉に無理な力がかかってしまい、痛みの原因になります。
正しい姿勢は、頭のてっぺんを上から糸で引っ張られているようなイメージです。背筋をまっすぐに伸ばし、視線を少し先の前方へ向ける意識をしましょう。また、あごを軽く引いて、肩の力を抜き自然な立ち姿勢を保つことで、歩いている間も腰にやさしいフォームを維持できます。

 

腕を自然に振る

ウォーキングの際には、腕を自然に振ることが重要です。腕を自然に振ることで、体全体のバランスが整い骨盤まわりの動きがスムーズになります。これにより、腰にかかる衝撃が分散されやすくなり、負担を軽減できます。
また、肩に力が入りすぎると逆効果になるため、肘を軽く曲げてリズムよく振ると良いでしょう。

 

歩幅を少し広めにする

ウォーキングをする際は、歩幅を少し広めにすると良いでしょう。小さな歩幅で歩く場合、下半身の筋肉を十分に使えず、体全体の安定性が低くなります。体全体の安定性が低い状態では、歩行時の衝撃がうまく分散されず、腰に負担がかかります。歩幅は自分の肩幅よりも少し広めを意識して歩くようにしましょう。

 

体幹を意識して歩く

ウォーキングの際は、腹筋や背筋などの体幹を意識して歩きましょう。腹筋や背筋など、胴体の中心部分にある筋肉が働くことで腰の骨を安定させる力が強まり、腰への負担が軽減されます。反対に体幹が弱いと、歩くたびに姿勢が安定せず、慢性的な腰痛の原因となることもあります。
そのため、ウォーキングでは軽くお腹を引き締めるような感覚を持ち、上半身が揺れないように意識しましょう。

 

腰痛対策に効果的なウォーキングのポイント

腰痛の予防や改善の目的でウォーキングを取り入れる際は、単に歩くだけでなく正しい方法で継続することが重要です。腰にやさしい歩き方や、日常に無理なく取り入れられる工夫を意識することで、効率よく効果を出せます。ここでは、腰痛対策に効果的なウォーキングのポイントをご紹介します。

 

継続的にウォーキングをする

腰痛対策のウォーキングで最も重要なのは、継続することです。なぜなら、ウォーキングの効果を実感するには、1回だけの運動では不十分だからです。
しかし、継続的に実施することは簡単ではありません。そのため、まずは毎日の生活に無理なく取り入れることが大切です。例えば「通勤時に一駅手前で降りて15分歩く」「昼休みに社内や近所を10分だけ歩く」などの短時間の工夫から始めてみましょう。はじめから距離や時間を延ばそうとせず、自分の体力やスケジュールに合ったペースで取り組むことがポイントです。

 

腰痛を感じる場合は安静にする

ウォーキングは比較的やさしい運動ですが、無理して動くと逆に痛みが強くなる可能性もあります。特に急性腰痛やぎっくり腰などの直後は、動くことで炎症が悪化する恐れがあるため注意が必要です。
痛みがある場合は、無理に歩かず体を休めましょう。症状が落ち着いた後に、医師や専門家と相談のうえ、少しずつウォーキングを再開することが大切です。

 

ウォーキングに適した靴を履く

ウォーキングでは、シューズ選びが重要です。サイズが合わなかったり、ソールがすり減っていたりする靴は、歩行姿勢が崩れやすく、腰に悪影響を及ぼす可能性があります。
クッション性が高く足にフィットする靴は、着地の衝撃を吸収してくれるため、膝や腰にかかる負担を軽減できます。また、疲労感もあまりなく動きやすいのが特徴です。もし、靴選びに迷った際には、お店の方に聞いたりフィッティングしたりすると良いでしょう。

 

ウォーキング前後にストレッチをする

ウォーキングの前後には、ストレッチを取り入れることが重要です。ストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性が高まり、腰への負担を軽減できます。また、ウォーミングアップとして、股関節や太もも、ふくらはぎなどを軽く伸ばすことで体がスムーズに動きます。
運動後には腰まわりや背中、太ももの裏などをゆっくり伸ばすことで、筋肉の緊張を緩め、疲労の蓄積を防ぎます。このように、ストレッチを習慣づけることで、腰痛予防効果をより高めることができるでしょう。

 

ウォーキングに関するよくある質問

腰痛予防や改善目的でウォーキングを取り入れる中では、さまざまな疑問や不安が出てくるでしょう。疑問や不安を取り除くことで、無理なく正しいウォーキングを継続できます。ここでは、よくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

 

Q1.ウォーキング中に腰が痛くなったらどうする?

ウォーキング中に腰に痛みを感じた場合は、すぐに歩くのを中止しましょう。そのまま続けると腰の筋肉や関節に負担がかかり、症状を悪化させてしまう恐れがあります。
数日間、様子を見ても改善しない場合や、強い痛みが頻繁に起こる場合は、整形外科や整骨院などの医療機関を受診することをおすすめします。適切な診断と処置を受けることで、再発の予防にもつながるでしょう。

 

Q2.ウォーキングはどのくらいの頻度が良い?

腰痛予防を目的としたウォーキングは、週に3〜5回、1回20〜30分程度が理想です。ただし、最初から無理をしてはいけません。運動習慣のない方や、体力に自信のない方は、1日10分からのスタートでも十分です。
慣れてきたら、少しずつ頻度を上げて歩く時間を増やす方が身体にも負担なく継続しやすいでしょう。

 

Q3.ウォーキングで腰痛が改善しない場合は?

ウォーキングを続けても腰痛が改善しない場合、慢性化していたり姿勢が悪かったりなどの原因が考えられます。
このような場合は、整形外科や医療機関などを受診して、腰痛の原因を正しく診断してもらうことが大切です。そのうえで、必要に応じて整骨院を活用するのもひとつの選択肢です。整骨院では、筋肉のバランスや姿勢のクセを見てもらい、日常生活で気をつけるポイントやストレッチの指導など、ウォーキングと並行して行えるケアを受けることができます。
ひなた整骨院では、施術とマッサージ、機械療法の3つをかけ合わせた独自のメディカルストレッチを実施しています。また、痛みと原因を根本から改善するために、お客様に合ったメニューを提案します。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

https://hinata-seikotsu.jp/medical-stretch

 

ウォーキングは腰痛対策に効果的!正しく歩いて改善を目指そう

ウォーキングは、姿勢やフォームを意識して行うことで、腰痛の予防や改善に効果があります。しかし、腰痛がありながらも無理をして続けることで症状が悪化することもあるため、強い痛みを感じた際には休むことも大切です。

また、腰痛の改善には、継続的にウォーキングを取り入れることが重要です。自分の体力やライフスタイルに合ったペースを見つけることで、無理なく続けられるでしょう。
ただし「正しく歩けているか不安」「なかなか痛みが改善しない」と感じる場合は、専門家に相談するのも一つの手です。
整骨院では、腰痛の原因を確認したうえで、 個々の状態に合わせた運動やセルフケア方法を提案してくれます。無理のない形で腰痛を改善したい方は、一度整骨院でのチェックを受けてみるのもおすすめです。
ひなた整骨鍼灸院は、施術とマッサージ、機械療法の3つをかけ合わせた独自のメディカルストレッチを実施しています。
腰の痛みや違和感がある際には、ぜひ1度ひなた整骨鍼灸院のメディカルストレッチをお試しください。
ひなた整骨鍼灸院について詳しく見る

 

堺駅から徒歩10分のひなた整骨鍼灸院です! 2008年の開院以来、堺市堺区の方を中心に、技術力の高さとアットホームな雰囲気がご好評いただいております。 これまで1万人以上施術させていただきましたが、腰痛・肩こりでも原因や症状はおひとりずつ違います。あなたのお話をしっかりお聞きし、ピッタリのケアをご提供させていただきます。他で良くならなかった方も、諦めずにまずは気軽にご相談ください。 一般社団法人プロスポーツトレーナー協会 認定プロトレーナー(2018年時点で全国42名 ) 柔道整復師(国家資格)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA