「頭もカラダも使わないとダメになる」
「頭もカラダも使わないとダメになる」
カラダの一部の機能を長い間使わないでいると次第にその機能が衰弱し
さまざまな徴候が出てきます。
これを「廃用(はいよう)症候群」といいます。
脳卒中やケガなどで、長期間、筋肉や関節を動かさないでいると
筋肉や関節の働きが衰退して、思うように動かせなくなることは廃用症候群の好例です。
物覚えが悪くなってきたのを年のせいにしている人は多いのではないでしょうか。
若いころに比べれば、物覚えが悪くなってきたのはたしかですが
そのすべてが年のせいではないでしょう。
物事を真剣に覚えようとしなくなったのも原因の1つになっていると思われます。
年をとるにつれて、何かを覚えようとすることから遠ざかっているのではないでしょうか。
また、記憶力の衰えを黙って見過ごしているのではないでしょうか。
新しく記憶に留める「記銘力」は使わずに放っておけば、だんだんと衰えていきます。
これも一種の廃用症候群の徴候です。
頭の廃用症候群にならないための方策はいろいろありますが
ちょっとお洒落に外国語を勉強するのはどうでしょうか。
外国旅行を考えている人なら行く先の国の言葉を勉強するのがいいでしょう。
片言でもその国の言葉をこちらから口にすることで
相手の言うことがまるで分からなくても、楽しさが一気に広がります。
カラダを動かし、そして、頭を使うことが自分らしく生きる基本的な姿勢だと思います。